11.14
台湾の声
蘇治芬・雲林県長(知事)が汚職容疑で逮捕されたのは不当だとして勾留され
ている雲林看守所(拘置所)でハンガーストライキ抗議を継続しているのに続き
、嘉義看守所に勾留されている陳明文・嘉義県長も11月11日からハンスト抗議を
はじめた。また、12日から台北看守所に勾留されている陳水扁前総統(前大統領
)も水以外の食事には手をつけないハンストを行っており、いずれも野党・民主
進歩党(民進党)の政治人物を狙い撃ちにした連続逮捕が馬英九・中国国民党政
権による「政治迫害」であることをアピールしている。
蘇治芬・雲林県長はハンスト抗議を開始して10日あまりが経過し、血糖値が下
がり、衰弱症状が見られた、看守所は2度にわたって病院で強制的に点滴治療を
ほどこしたが、蘇県長はなおも潔白を主張するためにハンストを続ける姿勢を貫
いている。
陳明文・嘉義県長は弁護士を通じて「遺書」を発表し、今回の逮捕は司法を装
った政治事件であり、陳氏は国民党にとっての戦犯、清算の対象だったと主張し
、汚職で逮捕されたのは生涯最大の侮辱だとして、潔白を訴えた。
民進党は検察に対し、「証拠があるのなら起訴し、ないのなら速やかに県長ら
を釈放せよ」と呼びかけ、人権を無視した政治的な逮捕を非難した。また、民進
党の立法委員(国会議員)からは、どうして中国国民党の汚職容疑で告発されて
いる政治家は逮捕されないのかとの司法への不信と不満の声があがった。
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