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  • 2007年12月31日月曜日

    「台湾の声」【論説】中国に悪用される「台湾国民投票不支持」表明ー北京における福田首相発言の問題点(下)

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    「台湾の声」【読者情報】「ラップで訴え、人気の的」+「馬英九差別発言問題」

    下記の二つの情報を、読者の皆様にご紹介頂きましたら、幸甚です。


    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    【中国国民党・党資産問題】 民進党・謝志偉氏がラップで訴え、人気の的!!

    現在、台湾では下記添付のラップが流行中である。
    民進党・謝志偉氏の工夫を凝らした選挙応援が人気の的だ。
    台湾語の勉強にもなるので、是非聞いて頂きたい。

    http://jp.youtube.com/watch?v=qvepZFTQUq0


    朝日新聞は12月27日、以下の様に報道している。

    台湾立法院選 民進党が奇策

    踊るスポークスマン人気

    立法院(国会)選挙を1月12日に控える台湾で、民進党政権の
    スポークスマン、謝志偉・新聞局長(閣僚級)が自作のラップでを
    武器に選挙応援に大活躍している。連日の様に選挙集会に呼ばれ、
    陳水扁総統と並んで最も拍手が多い弁士であり、盛り上げ役だ。
    選挙戦を優位に進めるライバル国民党も思わぬ「脅威」の登場と
    なっている。

    台北での選挙集会。党や政権幹部の演説を眠そうに聞いていた
    聴衆が「次は謝志偉です!」の司会の紹介で目を覚ました。ビート
    のきいた音楽が流れ、会場隅で遊んでいた子供も演台に駆けよる。
    ダンサーと一緒に登場した謝局長自作のラップで会場は最高潮に。

    ♪ 台湾は宝島〜 
       みんなの助けで立法委員は全員当選〜 
       総統も党中央もある〜 
       故郷は台湾〜 ♪

    ラップの題名は、「国民党は金返せ」。

    同党が独裁時代に獲得した金を取り戻そうというもの。
    踊るスポークスマンを苦戦中の民進党の候補が放っておくはずがない。
    「どうしても」と直訴する候補も多く、先週は4ヶ所、今週は9ヶ所の応援
    に入るというハードな日程だ。

    国民党陣営では思わぬ伏兵の登場に「新聞局長が選挙応援とは
    いかがなものか」と非難するが、謝局長は「勤務時間外の個人的な活動」。

    52歳の謝局長は元は大学教授でドイツ文学博士。陳水扁政権でドイツ
    代表(大使に相当)に起用され、今年5月に新聞局長に抜擢された。

    謝局長は人気の秘密を「ラップの作詞は文学や詩に通じる。選挙応援
    と大学の授業は似ている。どちらも聴衆の雰囲気をつかみ、一緒にハイ
    になるのが大事」と話す。

    報道は以上の通りだが、踊るスポークスマン・謝志偉氏の健闘を
    心から祈りたい。

    下記は中国国民党政治の"黒金"体質を皮肉った映像です。
    ご参考まで。

    【中国国民党パロディ】 "黒金政治"はもうたくさん!

    http://jp.youtube.com/watch?v=_5sHXBSqWWE


    http://jp.youtube.com/watch?v=kozZCNgM6w4&feature=related


    http://jp.youtube.com/watch?v=yQc1CgFOPlA&feature=related


    http://jp.youtube.com/watch?v=bsj0AdVI3rY&feature=related


    ..................・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    【馬英九問題発言】 あなたを人間と見なし、ちゃんと教育しよう。

    先日の中央社報道、馬英九の原住民に対する
    「あなたを人間と見なし、ちゃんと教育しよう」は蔑視、差別発言です。
    中国国民党・馬英九の潜在意識は、依然として台湾支配者
    は中国人であるという、優越意識丸出しの暴言です。

    馬英九は日頃、選挙対策の便宜上、原住民重視を謳って
    いますが、どんなに装っても、思わず本音の、中華民族
    絶対優位思想が出てしまうのでしょう。

    将に、馬が"馬脚"を現したと言えるのでは??

    下記の動画ニュースもご覧下さい。

    民進党・陳議員と原住民勇士が国民党スポークスマン
    に対して、激しく抗議している様子が伺えます。

    「馬英九! 公式謝罪しろ!!」
    「馬英九! 総統選挙辞退せよ!!」と。

    http://blog.xuite.net/syu.kogen/blog/15000236


    http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/071229/5/qrlg.html

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    「台湾の声」【日本台湾学集会より】ご挨拶

    親愛的朋友、各位殿  ご挨拶

    去り行く2007年に於いては、台日の愛台湾各位には一方ならぬご協力ご尽力を弊「日本台湾学集会」に給わりました事、この場をかり篤く御礼申し上げます。

    本年の各種の行事・催し物の中でなんと言っても「謝 長延先生1216-1219共生與維新之旅」に於ける関西空港お出迎えにはじまり、新幹線京都駅送迎に到る1216-1217の両日を、京都大学日台交流会その他(総責任者 OB大田一博博士)主催に協賛し分担役割を無事消化しえた事です。

    2008年を迎えるあたり、台湾最大の関門は3月の総統選挙です。日本は二年目を迎える親中福田政権がいかに国内整備をしようと、台湾の選挙結果が大きな不確定要素として台日中の関係に大きく影響することは間違いありません。福田首相も心してその動向を見守るべきです。

    親愛的朋友、各位殿におかれましては、寿ぐ新年をお迎え賜り、ご健勝ご多幸を祈念申し上げます。あわせて相変わりませぬ一層のご指導ご鞭撻のほど給わりますよう、茲に会員一同衷心よりご拶申しあげます。以上

                               2007年12月31日

    日本台湾学集会 会長 華山拓明、 李 弘彬

                                                   幹事 添田世沢  陳 世沢

                                                   幹事 山崎 喬  李 添園


    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    【編集部】


    新春のメッセージを募集しています。投稿は koe@formosa.ne.jp まで

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    「台湾の声」【紹介】読者が作成した台湾観光客への激励ポストカード

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    「台湾の声」【読者便り】立法院選挙の前に

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    2007年12月30日日曜日

    「台湾の声」【正名】外登証問題や住民票問題の是正は日本がなすべき台湾正名運動

    日本李登輝友の会 メルマガ「日台共栄」より転載


    外登証問題や住民票問題の是正は日本がなすべき台湾正名運動
       法務省入国管理局と鳩山法相に意見や要望を届けよう

    ■外登証、運転免許証、住民票の地名、地図などを是正するのは日本人の問題

     日本李登輝友の会では平成14年12月の設立以来、「台湾正名運動」に取り組んできま
    した。

     台湾正名運動とは、常時携帯を義務づけられている日本に暮らす台湾人の外国人登録
    証明証書(外登証)の国籍欄が「台湾」ではなく「中国」とされていることから、台湾
    人は中華人民共和国の国民と誤解されることで不必要な障害がもたらされることが極め
    て多いことに鑑み、また「台湾は中国の一部」との誤解を解消するため、日本における
    台湾正名運動として「台湾人の外国人登録証明書における国籍表記問題の解決」に積極
    的に取り組んでまいりました。

     名を正す、すなわち是正すべきは、この外登証に限りません。台湾人の運転免許証に
    おける国籍欄も「台湾」ではなく「中国」とされています。また、一部自治体では台湾
    に住んでいた日本人住民票の「前住所」欄が「中華人民共和国台湾省」と表記されてい
    るという住民票の地名表記問題、さらには台湾が中国の一部に組み込まれた地図表記問
    題など、日本が自ら解決すべき問題があります。これらの是正を図る運動を総称して「
    台湾正名運動」と称しています。

     下記にご参考まで、平成15年(2003年)5月11日、「5・11台湾正名運動日本デモ実行
    委員会」委員長を務めた陳明裕氏(当時、在日台湾同郷会会長)が森山眞弓法相宛に提
    出した「外国人登録証明書における台湾人の国籍表記改正を求める要望書」を掲載しま
    す。

    ■法務省入国管理局と鳩山法相に意見や要望を届けよう

     では、外登証の場合、国籍欄の名称を是正する権限はどこにあるのかといいますと、
    外登証を管轄する法務省入国管理局です。

     そこで、法務省入国管理局登録管理課へ電話で問い合わせてみると分かりますが、昭
    和22年(1947年)に「外国人登録令」を制定して以来、27年に新たに「外国人登録法」
    となっても、台湾出身者の国籍欄は中国であり「現状ではなんら問題はない」という返
    答です。

     平成14年4月、西村眞悟議員が衆議院法務委員会において、森山真弓大臣に「台湾出身
    者の外国人登録証には中国と記載されているが、外国人登録法の趣旨に反するのではな
    いか」と質問していますが、森山大臣は「このような表記は、国籍の表示として妥当な
    ものであろうと思っております」と、法務省入国管理局とまったく同じ答弁をしていま
    す。

     ただ、法務省入国管理局登録管理課の話では「最近、台湾出身者の国籍欄が中国とさ
    れているのはおかしいという意見が数多く寄せられている」と言い、「運用の検討材料
    の一つとして考えている」と答えています。

     現在の法務大臣は、周知のように台湾問題にも造詣が深い鳩山邦夫氏です。 また、台
    湾政府も、外国人登録証明書や運転免許証における国籍表記問題の解決に乗り出してき
    ています。

     日本李登輝友の会は来年もまた日本における「台湾正名運動」を大きく展開してまい
    る所存です。本会会員はじめこの「台湾正名運動」にご賛同いただける方は、改正権限
    を持つ法務省入国管理局と鳩山法相へどしどしご意見をお寄せ願います。

     平成19年12月30日

                          日本李登輝友の会事務局長 柚原正敬
    ------------------------------------------------------------------------------
    ■法務省入国管理局インフォメーションセンター
     E-mail:info-tokyo@immi-moj.go.jp
     TEL:03-3580-4111

    ■鳩山邦夫法相
     東京事務所
     〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館243号室
     TEL:03-3508-3843 FAX:03-3580-8001
     福岡事務所
     〒830-0023 福岡県久留米市中央町38-6 ツツミビル7F
     TEL:0942-39-2111 FAX:0942-39-6611
    ------------------------------------------------------------------------------
    外国人登録証明書における台湾人の国籍表記改正を求める要望書

     日本に暮らす台湾人の場合、常時携帯を義務づけられている外国人登録証明証書(外
    登証)の国籍欄は、「台湾」ではなく「中国」となっている。これは、中華人民共和国
    の国民と同じ表記である。このため、台湾人は中華人民共和国の国民と誤解されること
    で不快感や屈辱感を味わい、日常生活に不必要な障害がもたらされることが極めて多い。

     そこで、法務省や同省がその交付を委託する市区町村に対し、多くの在日台湾人が国
    籍表記を「台湾」等と改めるよう求めているが、今のところ改正の兆しは見えない。

     この問題について、法務省は、中国の表記は中華人民共和国という国名を意味するも
    のではなく、政府が国家承認するところの中国であり、そこには台湾も含まれる、とい
    う見解である。ただし、その所持者が中華人民共和国出身者の場合は中華人民共和国も
    同時に意味する、と説明している。

     しかし、この見解については、以下、五つの問題がある。

     第一に、中国という表記は中華人民共和国という国名を意味していないというが、そ
    れは当を射ていない。なぜなら、台湾の台北市出身者の場合、外登証国籍欄に併記され
    る住所や出生地の欄は「台湾省台北市」となっている。しかし、台北市は台湾の政府直
    轄市ゆえに台湾省に含まれないため「台湾省台北市」という行政単位は存在せず、中華
    人民共和国が規定する行政単位と一致している。即ち中国の表記は、台湾を自国領と主
    張する中華人民共和国の国名以外に解釈できないからである。

     第二に、政府が、台湾をも含む中国という国家を承認したという根拠は、歴史的事実
    としてはなはだ曖昧である。中国を国家承認したというなら、その根拠を明らかにして、
    日中共同声明との整合性を説明すべきであろう。

     第三に、日本政府は、台湾がその領土の不可分の一部と主張する中華人民共和国の主
    張を承認していないことは日中共同声明にも明らかなことで、諸外国と同様、外登証に
    おいて台湾と中華人民共和国の出身者を明確に区別することは、主権国家として当然の
    合理的な措置といわざるをえない。

     第四に、外登証における台湾人の国籍表記が中華人民共和国のそれと区別がつかない
    以上、このような日本の措置は不合理と言わざるをえない。少なくとも米国、英国、フ
    ランス、ドイツなど先進主要国の外登証では、台湾人の国籍表記は台湾となっている。
    日本もこれらに習って実際に即した表記に改めるべきことは、国際社会の一員として自
    明のことである。

     第五に、現行表記が著しく台湾人の人権を損なっている事実に鑑みれば、早急に改正
    することで台湾人の人権を守るべきは法治国家として当然の対応である。

     以上のことから、台湾出身者の外登証の国籍欄表記を「中国」から「台湾」へ改正し、
    中華人民共和国出身者と台湾出身者を区別するよう強く要望する。もし速やかに適切な
    処置が執られないならば、われわれはこの件の実現を、法的手段も視野に入れてあくま
    でも追及するものである。

     平成十五年(二〇〇三年)五月十一日

                五・一一台湾正名運動日本デモ実行委員会委員長 陳 明裕


    法務大臣 森 山 眞 弓 殿

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    「台湾の声」【台湾の旅】 (85) 高雄県その2

    台湾の旅—この国をもっと知るために(85)
    KOHIONG
    高雄県その2
    (文/西江智彦)

    Hong-soaN,Chiau-chheng,Toa-chhiu,Toa-liau,Na-hng
    鳳山、鳥松、大樹、大寮、林園

    高雄県の最大の都市・鳳山

     鳳山(Hong-soaN/ホンソワ)市は鳥松郷の南、大寮郷の西、高雄市小港
    区の北、高雄市前鎮区、苓雅区、三民区の東にある。人口30万人を超える、
    高雄県最大の都市で、高雄県の県政府所在地となっている。台鉄南廻線が
    東西に走り、市内に鳳山駅があり、特急の自強号も停車する。

     道路は、中山高速道路が市南西部を走り、市内に瑞隆東路(Sui-liong-
    tang-lou/スイリョンタンロォー)IC、五甲(Gou-kah/ゴォーカ)JCTと五
    甲ICがある。五甲JCTからは鳳山潮州快速道路(台88線)が分岐し、大寮
    郷へ抜けている。駅の北には台1線(建国路/Kian-kok-lou/ケンコク
    ロォー)が東西に走り、高雄市三民区から鳳山市を通って大寮郷へ抜けて
    いる。駅の南には台1戊線(中山西路ou、光遠路、中山東路)が東西に走
    り、高雄県苓雅区から鳳山市に入り、高雄県政府、鳳山市公所を経由して
    大寮郷で台1線と合流する。台25線(鳳林路)は鳳山市から南東方向に大
    寮郷へ抜け、林園郷を結んでいる。また、経武路(Keng-bu-lou/キェン
    ブウロォー)は鳳山から北へ鳥松郷、仁武郷、高雄市楠梓区への抜け道と
    なっている。五甲路(Gou-kah-lou/ゴォーカーロォー)は鳳山市中心部か
    ら市南西の五甲地区を経由して高雄市前鎮区を結んでいる。

     鳳山市内では高雄市とを結ぶ地下鉄の高雄捷運(MRT)橘線の建設が進ん
    でおり、自由路(Chu-iu-lou/ツウイウロォー)、光遠路(Kong-hng-lou/
    コンフンロォー)、中山東路(Tiong-san-tang-lou/テョンサンタンロォー)
    の地下を走る。市内に鳳山西站(Hong-soaN-se-cham/ホンソワセーツァム)、
    鳳山(Hong-soaN/ホンソワ)、大東(Toa-tang/トアタン)、鳳山國中
    (Hong-soaN-kok-tiong/ホンソワコクテョン)の各駅ができる。

     鳳山は高雄(打狗/TaN-kau/タアカウ)より歴史ある古都で、清国時代の
    1788(乾隆53)年に鳳山県が置かれて城が築かれた。高雄捷運橘線の鳳山
    駅、大東駅周辺には多くの古跡が残り、清国時代から鳳山城内の人々の信
    仰を集める城[B皇]廟(Seng-hong-bio/シェンホンビオ)、清の時代に水利
    事業に貢献した曹公を祭る曹公廟(Cho-kong-bio/ツォーコンビオ)、清国
    時代の学の中心だった鳳儀書院(hong-gi-su-iN/ホンギースウイィー)、
    200年以上の歴史がある龍山寺(Liong-san-si/リョンサンシー)、東便門、
    東福橋などがある。鳳山は清国時代から軍の要衝で、清の時代のものは平
    成砲台、訓風砲台、澄爛砲台などが残っている。

     日本時代には陸軍の町として基地が置かれ、戦後は中華民国政府ととも
    に、中国国民党軍が台湾に移り、陸軍の黄埔陸軍官学校が鳳山に遷された。
    市東部の黄埔陸軍官学校周辺には戦後中国から渡ってきた華人(外省人)
    の軍関係者が多く住み、黄埔新村、黄埔二村、黄埔四村、黄埔五村、黄埔
    六村、影劇七村、黄埔七村、鳳山新村、憲光新村、海光新村などの眷村が
    集まっている。市内にはこのほか、駅北部に黄埔一村、総福新村、市西部
    に省鳳新村、協和新村、五甲地区に五甲新村、吾家新村などの眷村がある。
    五甲JCTの東の中崙(Tiong-lun/テョンルン)地区はこれまで農地が広がっ
    ていたが、近年はニュータウン開発が行なわれ、新中崙国宅社区ができて
    いる。

     高雄県政府は鳳山西站駅の北西にある。大東駅は鳳山市政府の最寄り駅
    で、駅北側に中華民国の国父とされる孫文を記念した国父紀念館や中正公
    園がある。また、鳳山国中駅の南には黄埔公園があり、黄埔陸軍官学校も
    近い。

    高雄の水がめ澄清湖・鳥松

     鳥松郷(Chiau-chheng/チャウチェン)は仁武郷の南、大樹郷の西、大寮
    郷、鳳山市の北、高雄市三民区の東にある。道路は、183線(中正路)が鳳
    山市から鳥松郷を経由して仁武郷、高雄市楠梓区を結んでいる。

     鳥松は赤榕という意味で、もともと鳥松脚(Chiau-chheng-kha/チャウ
    チェンカー)と呼ばれていたが、1920(大正9)年の地名改正で鳥松
    (とりまつ/Chiau-chheng/チャウチェン)となった。

     もともと大貝湖(Toa-poe-ou/トアポエオォー)と呼ばれた澄清湖(Teng
    -chheng-ou/テェンチェンオォー)は市街地の西にあり、大高雄地区の水が
    めとなっている。澄清湖海洋奇珍園は蒋介石総統時代に建設された核シェ
    ルターを再利用してできた水族館。澄清湖の東の山には軍人墓地がある。
    海洋奇珍園の南側にはLa Newベアーズ(熊)の本拠地である高雄澄清湖野
    球場があり、野球博物館が併設されている。澄清湖の南には鳥松湿地が広
    がり、鳥や蝶、昆虫などの楽園となっている。湖の西には忠霊塔や中興塔
    があり、山側には高雄ゴルフ場がある。湖の北は高級別荘地が広がってい
    る。

     郷東部の丘陵では、高雄市や鳳山市へ近いことから、高級山荘住宅の開
    発が進んでいる。


    高屏渓のトラス橋・大樹

     大樹(Toa-chhiu/トアチウ)郷は旗山鎮の南、燕巣郷、大社郷、仁武郷、
    鳥松郷の東、大寮郷の北、屏東県屏東市、九如郷の西にある。郷南部に台
    鉄南廻線が走り、郷内に九曲堂(Kiu-khiok-tng/キュウキョクトゥン)駅
    がある。九曲堂駅には南廻線を走る特急自強号も停車する。九曲堂駅の西
    側は屏東県との県境の高屏渓を渡る橋があり、現在のコンクリート橋の南
    側には日本時代に架けられたトラス鉄橋がある。この鉄橋は全長1,526m
    あり、日本時代は日本最長の鉄橋だった。九曲堂駅の裏側に日本時代に建
    てられた鉄橋の記念碑が残っている。

     道路は台21線が大寮郷から大樹郷を南北に貫き、旗山鎮へ抜けている。
    郷北部には台22線が東西に走り、燕巣郷から大樹郷を走り、里嶺大橋を渡
    って屏東県里港郷へ抜けている。第二高速道路は燕巣郷から大樹郷を通っ
    て屏東県九如郷へ抜けているが、郷内にインターチェンジはない。フォル
    モサ高速道路の高屏渓の橋は斜張橋で建設されていて美しい。

     郷西部は山がちで、パイナップル栽培が盛んなほか、義守大学、三光観
    光ライチ園、観音山ゴルフ場、信誼ゴルフ場などがある。

    佛光山には仏教文物陳列館があるほか、東方仏教学院も併設されている。

    高雄地下鉄の終点・大寮

     大寮(Toa-liau/トアリャウ)郷は大樹郷、鳥松郷の南、鳳山市、高雄市
    小港区の東、林園郷の北、屏東県新園郷、萬丹郷、屏東市の西にある。郷
    東には高屏渓(Ko-pin-khe/コーピンケー)が流れ、高雄県と屏東県の県境
    となっている。

     鉄道は台鉄南廻線が郷北部を走り、後庄(Au-chng/アウツン)駅がある。
    特急の自強号や急行の苫光号は通過し、高雄〜屏東を結ぶ普通電車や屏東
    県を南下する普通列車のみ停車する。高雄捷運橘線が高雄市から伸びてい
    て、鳳山市との境に終点となる大寮駅ができる。大寮駅の先には車庫が広
    がる。将来は、大寮から屏東方面へ延伸する計画もある。

     道路は郷南部を鳳山潮州快速道路(台88線)が通り、郷内で台25線、台
    21線と接続し、萬大大橋で高屏渓を渡って屏東県萬丹郷へ抜けている。郷
    北部には台1線が東西に走り、鳳山市から大寮郷に入り、高屏大橋を渡っ
    て屏東県屏東市へ抜けている。台25線は鳳山市から大寮郷の市街地を経由
    して林園郷へ抜けている。台21線は郷東部の高屏渓沿いを走り、大樹郷か
    ら大寮郷を通り、林園郷へ抜けている。

     郷公所がある大寮の市街地の北東、台25線(鳳林路)の東側は、鳳山市
    の黄埔陸軍官学校の周辺に広がる眷村とつながるように、影劇七村、商協
    新村、貿商四村、台貿六村、慈光四村、嘉新新村、官武新村、干城七村、
    精忠四村などの眷村が集中し、戦後中国から渡ってきた華人(外省人)が
    多く住んでいる。郷東部は農地がずっと広がっている。

    高屏渓の河口・林園

     林園(Na-hng/ナアフン)郷は大寮郷の南、高雄市小港区の東、屏東県新
    園郷の西にある。道路は台17線が高雄市小港区から林園郷を東西に走り、
    双園大橋で高屏渓を渡って屏東県新園(Sin-hng/シンフン)郷へ抜けてい
    る。南北には台17線から台25線が分岐し、林園郷の市街地を通って、大寮
    郷へ抜けている。また、高屏渓沿いに台21線が走り林園郷から大園郷へ抜
    けている。

     高屏渓の河口周辺には石油化学工業区が広がり、石化基本原料廠や液化
    石油供應廠などがある。海沿いの中芸(Tiong-un/テョンウン)漁港からは
    屏東県琉球郷にある離島の小琉球(Sio-liu-kiu/シーリョウキョウ)へ向
    かう連絡船が出ている。郷北西部の清水巌は野鳥保護区となっている。


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    「台湾の声」【報告】青森日台交流会が台湾アピール活動

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    「台湾の声」【読者便り】台湾に冷たい国際交流基金(外務省の天下り先)

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    2007年12月29日土曜日

    「台湾の声」【論説】福田首相の台湾・住民投票への不支持表明は台湾の民意を封じ込める内政干渉

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    「台湾の声」【論説】許されない台湾独立不支持の表明—北京における福田首相発言の問題点(上)

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    「台湾の声」【活動レポート】来日中の台湾観光客にアピールしよう

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    「台湾の声」【論説】台湾の奴隷解放

    【論説】台湾の奴隷解放


                     アンディ チャン

    数日前、ロスの台湾会館で劉天良氏が「台湾人は奴隷か?」と言う演題
    で講演した。劉さんの兄は白色恐怖時代に台北駅で無差別逮捕、銃殺さ
    れ、彼自身も数々の迫害に会い、苦労して渡米してからようやく国民党
    の束縛から解放されたた人である。そのような個人的経歴を持つ劉さん
    の講演はかなり迫力のあるものだったが、中でも印象に残ったのは彼の
    言う「台湾人は今でも奴隷と呼ばれたくないが、実際には奴隷である」
    という結論である。台湾人に限らず、いろいろな人が「目に見えぬ束縛」
    を受け、束縛から解放できない。これが奴隷の特性である。

    数人の読者から「台湾の困難を離脱するには国民党を潰すほかはない」
    というメールがあった。もともと民進党は国民党を潰すために出来た政
    党だったが、今では国民党と「和解共生」で二大政党制度を目標として
    いる。これが奴隷根性でなくてなんであろうか。

    ●奴隷根性とシナ人根性

    バビロンの時代やローマ時代から奴隷はあったが、アメリカの奴隷が最
    も有名である。奴隷とは自由を失い、自発的に思考し、行動できない人
    間のことである。現代の奴隷は思考能力はあっても自発的に自由になろ
    うとする意思や行動力を持たない。

    中国共産党の国歌は「起て!奴隷になりたくない人々よ!」という言葉
    で始まっている。共産主義は貧富の差別をなくし、国民が平等になるは
    ずだった。しかし今では貧富の差が国民党時代、清朝時代よりも激しい
    国となり、13億の人民は一握りの軍、政、党と企業家の使役に甘んじ、
    世界で最もひどい奴隷国家となった。奴隷が立ち上がって国を作ったの
    に、もっとひどい奴隷国家を作ってしまったのである。

    そしてアメリカや日本を含む諸国は中国の覇権に打つ手がない。つまり
    諸国のリーダーたちは「中国の経済束縛」に甘んじているのだ。これは
    面白い現象で、中国は奴隷の国であり、米国や日本の「親中派」と呼ば
    れる人たちは奴隷の国の制圧に甘んじているのだ。

    ●奴隷にも階級がある

    奴隷とは自由が束縛されても解放の努力をしない特色を持つ。多くの台
    湾人は半世紀の国民党の暴虐を経験していながら解放を望まず、奴隷生
    活を甘受している。

    ロスに住む程大学博士が奴隷について考察し、奴隷には一級、二級、三
    級の三階級があると分析した。奴隷とは最下級の人間のことだが、その
    奴隷にも下級から上中下の分別がある、同じように奴隷でありながら上
    級は下級を分別したがると言う考察は興味のある分析だ。インドのカー
    スト制度と同じく、人間にはいつでも階級を分別したがる性質を持つの
    かもしれない。昔の台湾には「上九流、下九流」という職別の階級があ
    ったが、イギリスでも似たような、アッパーアップ、アッパーミドル、
    アッパーロゥという、上中下の九階級分別があった。人間は奴隷になっ
    ても三階級をつくるとすれば自由平等は夢である。

    程大学博士の分類した、第一級の奴隷とは「助紂為虐」(殷の紂王を助け
    て暴虐を働く)侫臣たちの事を指す。連戦とか、蕭萬長、王金平など、
    台湾人でありながら「私は正真正銘の中国人である」と名乗るような、
    中国人の奴隷でありながら台湾人の奴隷頭になって得意がる人間のこと
    である。

    第二級の奴隷とは、僅かな恩恵を受けるために主人に忠義を尽す、台湾
    人でありながら国民党員になって得意がり、同胞を裏切る人たち。台湾
    には里長、村長などで国民党の金を貰って村人を監視する階級がある。
    上司の命令に甘んじて民衆を使役することに喜びを感じる役人がこの範
    疇に入る。

    第三級の奴隷とは、主人が恵む僅かな恩恵や金で買収されて奴隷に甘ん
    じる人たちである。金銭の恩恵や恐怖から国民党に投票して奴隷生活に
    甘んじ、「台湾監獄島」を改善する意思のない人たちである。僅か500
    元のお金で国民党の投票する人たちや、商売の便宜のために国民党の庇
    護をうけて得意になる人たちのことである。

    このほかにも第四級があり、奴隷であっても目が醒めない大衆のことで、
    これが大多数を占める。このような無気力な奴隷に覚醒を促し、決起を
    呼びかけるのは至難のことだ。中国には13億の奴隷がいるが、奴隷生活
    から解放されようとは思はない。

    中国の奴隷はアメリカに移民したがる。アメリカに行けば解放されると
    信じている。ところが911事件でニューヨークのタワーが崩落したとき、
    この中国人の奴隷たちは大声でバンザイを叫んだのである。奴隷に共通
    した特性とは「臆病で、弱い者いじめをすること」である。

    後藤新平が喝破したように台湾人とは「金を愛する、死を恐がる、メン
    ツを愛する」である。台湾人だけではなく、一般人に共通したシナ人根
    性とはこのようなものだ。奴隷には同情心がなく、弱い者いじめが好き
    である。中国人が台湾人を奴隷視して「台湾を征服しろ」と主張し、反
    日運動で日本人の商店を破壊し、「愛国無罪」と叫ぶ、イジメが大好きな
    のがシナ人根性である。

    これは一体どういうことか?つまり、虐げられた奴隷は他人を虐げて鬱
    憤をはらすが、虐業に抵抗して自力解放をしない。民進党が国民党に抵
    抗しないで台聯党を苛める心理がここにある。

    ●現代の奴隷制御術

    現代の奴隷を御する術策は「拘束と保護」であると劉天良は解説した。
    現代の奴隷は鎖に繋がれているのではなく、他の条件で束縛されている
    者たちである。恫喝に怯える、金銭を欲しがる、面子を欲しがる。奴隷
    根性を持つ人間は制御しやすい。

    「拘束」とは相手の弱点を握ってこれを最大限に利用する、こちらの意
    のままにコントロールすることである。それにはまず相手を買収するこ
    とである。恫喝、金銭、名誉などで買収され、弱点を握られた人間とは
    奴隷になることだ。「恫喝と安撫」を繰り返し、いつまでも頤使できる。

    中国人は買収するのがうまい。アメリカの政治家でさえ中国人に買収さ
    れる。文芸春秋に連載中で、大好評の佐藤優の「インテリジェンス交渉
    術」には、金、セックス、酒(麻薬を含む)が相手を買収する最良手段
    であると指摘している。弱点を握ってしまえばメンツを愛する人間はや
    すやすとコントロールできる。

    「保護」とは檻の中に閉じ込めること、一定条件下つまり「檻の中」に
    安住させ、反対を許さないことである。元オランダ大使の東郷和彦氏が
    指摘したように、今の台湾は「籠の鳥」であるという。中国は台湾を武
    力攻撃するのではなく、「一定条件の下で」現状維持をさせているが、そ
    の条件(籠)を徐々に縮めて、やがて台湾はすべての自由を失い中国に
    吸収合併される、というのが「籠の鳥」理論(Bird cage theory)であ
    る。しかもアメリカが中国の「籠の鳥」政策を黙認、許容しているから
    困るのだ。アメリカはこれまで繰り返して台湾に対し「現状を打破する
    ような行動を慎む」ことを強要してきた。これは取りも直さずアメリカ
    が中国に怯えているから、台湾が籠の中で現状維持をしていくように強
    要するのだ。中国が唱える「三つのノー」とは「中国は一つしかない、
    二つの中国は許さない、台湾独立は許さない」であるが、台湾を「三つ
    のノーの籠」に閉じ込め、アメリカはこの政策を「聞いた(Acknowledge)」
    だけで反対しない。つまり今のところ、中国が「籠」の条件をどんどん
    悪くして行ってもアメリカは抗議しない。アメリカも中国に弱点を握ら
    れているのだ。

    ●中国人の台湾統治の表と裏

    蒋介石は白色恐怖という特務系統で台湾を統治してきたが、92年に李登
    輝が民主選挙を導入し、2000年に民進党が政権を取って独裁は終焉した
    ように見える。しかし実際にはそうではなく、国会は国民党のコントロ
    ール下にあり、政府の財政主権を手放していないので民進党政権は今で
    も国民党の制圧下にあるといってよい。

    しかし恐怖政治はここで終わったのではなく、中国人には秘密結社と言
    う恐ろしいものがあり、これが台湾と中国に繋がっているので台湾人は
    中国人の統制を離れることができないのである。秘密結社、ヤクザとい
    えばバクチ、麻薬、売春などの他に土地の警察と結託して商売人の「保
    護」、つまりショバ代をとることで「地方の安全」を保護しているという。
    この暗黒政治は今でも台湾で行われていて、政府は彼らに手出しも出来
    ない。

    暗黒組織と言えば竹聯幇の他に四海幇もあるが、これら中国人の秘密結
    社は台湾だけでなく世界的なつながり、殊に中国とのつながりが強いの
    である。例えば台湾から中国に投資すれば中国政府は資金流入は許可し
    ても資金の持ち出しは許可しない。それではどうするかと言うと、竹聯
    幇の地下金融に頼るのである。竹聯幇の保護は中国の領土内でも行われ
    ていて、台湾商人の地方でのイザコザの解決を頼むほかにも、中国で金
    を預ければ確実に台湾で数日内に受け取ることが出来る。竹聯幇のマネ
    ーローンダリングには台湾政府も中国政府もノータッチである。つまり
    中国人が台湾人の奴隷化、制圧には幇の力が大きいのである。

    ●奴隷解放はアメリカからやるべき

    台湾が独立するためには異民族である中国人を追放して台湾の奴隷解放
    をあいなければならない。異民族が悪いといっているのではない。中国
    人は残忍な異民族だから悪いのである。台湾で国民党を潰すことは至難
    の業である。民進党は国民党と二大政党で台湾の政権を弄ぶつもりだか
    ら、民進党が国民党を潰すことは望めない。民間では商売人が奴隷化さ
    れた状態で、金銭と名誉、拘束と保護に縛られた状態だから奴隷解放、
    国民党打倒は民間の援助すら望めない。国外から始めるべきである。

    アメリカの台湾人グループは台湾の政府官僚との結託はない。在米台湾
    人の団体は愛国の情念があり、利益を求めるグループではないから奴隷
    解放と国民党打倒に専念できる。われわれは台湾の政府官僚になりたい
    のではない、在米台湾人が台湾の独立や奴隷解放に努力するのは台湾の
    ため、それしかないのである。米国で組織を作って台湾に帰り、民間組
    織を立ち上げ、奴隷解放に尽せば国民党は自然と消滅するはずである。

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    2007年12月28日金曜日

    「台湾の声」【案内】青森日台交流会 DVD 観賞会&新年会

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    「台湾の声」【論説】福田首相が台湾内政干渉発言—温家宝のでっち上げにも反論せず

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    「台湾の声」【選挙分析】 ( 4)立法委員選挙 南台湾編

    台湾立法委員(国会議員)選挙大分析(四) 南台湾編               「台湾の声」編集部      

    嘉義市 Ka-gi-chhi

    嘉義市(人口約27万)区:西、東
    過去データ 獲得議席数(得票率)
    1998年 定2
    中国国民党1(39.2)、民主進歩党1(33.9)、無所属0(25.0)、新党0(1.9)
    2001年 定2
    民主進歩党1(31.0)、中国国民党1(30.6)、台湾団結連盟0(14.0)、親民
    党0(11.8)、無所属0(11.4)、新党0(0.5)
    2004年 定2
    中国国民党1(45.8)、民主進歩党1(30.2)、台湾団結連盟0(23.5)、無党
    団結連盟0(0.5)
    2004年大統領選挙 陳水扁(民)56.1%、連戦(国)43.9%

    嘉義市選挙区
    西区(Se)、東区(Tang)
    (●は現職議員)
    ●荘和子(民主進歩党)
    ●江義雄(中国国民党)
     凌子楚(台湾団結連盟)
     林瑞霞(緑党)

     比例から選挙区に回った民進党現職の荘と、国民党現職の江に、前回の
    選挙で高得票ながら落選した台連の凌、緑党の林が挑戦する。民進党の荘
    は嘉義市の交通改善や文化観光都市をアピールしているほか、米国に約30
    年の滞在を経て、米国政界と深い人脈を持ち、台湾独立派の支持も固めて
    いる。国民党の江は日本の明治大学法学博士であり、国民党籍の黄敏恵・
    嘉義市長の応援を受け、嘉義市を「台湾の京都」にすると主張している。
    台連の凌は外省第二代で嘉義市に多い外省人の中の台湾派の票を開拓し、
    新鮮なイメージで無党派層からも支持が高いが、支持層が民進党の荘と重
    なっているため、棄保効果(当選させるために一方に票を集めること)が
    起こった場合は不利となる。民進党と台連が分裂しているため、国民党の
    江がやや有利な情勢であるが、嘉義はもともと国民党の基盤は弱く、民進
    党の荘も終盤で追い上げをはかっている。緑党の林は嘉義市公共事務関懐
    協会理事長を務めた経歴を持ち、古跡保存や環境保護に力を入れており、
    小選挙区での勝算はきわめて少ないが、比例区での緑党への投票を呼びか
    けている。

    2004年大統領選挙
    西  民60 国40
    東  民52 国48


    嘉義県 Ka-gi-koan

    嘉義県(人口約55万)市:朴子、太保 鎮:大林、布袋郷:民雄、水上、中埔、
    竹崎、新港、東石、六脚、義竹、梅山、鹿草、渓口、番路、阿里山、大埔
    過去データ
    1998年 定4
    中国国民党3(66.5)、民主進歩党1(27.0)、新国家連線0(4.8)、新党0
    (0.6)、建國党0(0.3)、民主連盟0(0.2)、無所属0(0.6)
    2001年 定3
    民主進歩党2(29.3)、中国国民党1(29.6)、無所属1(23.1)、親民党0
    (8.9)、台湾団結連盟0(8.7)、新党0(0.3)、
    2004年 定3
    民主進歩党3(46.0)、中国国民党1(38.0)、台湾団結連盟0(6.0)、無所
    属0(4.4)、親民党0(3.0)、無党団結連盟0(3.0)
    2004年総統選挙 陳水扁(民)62.8%、連戦(国)37.2%

    嘉義県第1選挙区
    六脚郷(Lak-kha)、東石郷(Tang-chioh)、朴子市(Po-chu)、太保市
    (Thai-po)、布袋鎮(Pou-te)、義竹郷(Gi-tek)、鹿草郷(Lok-chhau)
    、水上郷(Chui-siong)
    ●蔡啓芳(民主進歩党)
    ●翁重鈞(中国国民党)

     民進党現職の蔡と、国民党現職の翁が直接対決する。民進党の蔡は民進
    党内の「三宝」の一人として全国的な知名度があるほか、嘉義県は民進党
    の基盤が非常に強いため、民進党の蔡が有利である。国民党の翁は5任期
    立法委員を務めた豊富な経験で支持を固めている。

    2004年大統領選挙
    六脚  民71 国29
    東石  民62 国38
    朴子  民66 国34
    太保  民63 国37
    布袋  民60 国40
    義竹  民65 国35
    鹿草  民67 国33
    水上  民58 国42

    嘉義県第2選挙区
    渓口郷(Khe-khau)、大林鎮(Toa-na)、梅山郷(MuiN-soaN)、新港郷
    (Sin-kang)、民雄郷(Bin-hiong)、竹崎郷(Tek-kia)、中埔郷
    (Tiong-pou)、番路郷(Hoan-lou)、阿里山郷(原A-li-san/Tapangw)、
    大埔郷(Toa-pou)
    ●張花冠(民主進歩党)
     [シ余]文生(中国国民党)
     黄茂(制憲連盟)

     民進党現職の張に国民党新人の[シ余]が挑戦する。国民党の[シ余]は民
    雄農会(農業組合)の総幹事を務め、農業系の支持基盤を固めている。

    2004年大統領選挙
    渓口  民73 国27
    大林  民59 国41
    梅山  民62 国38
    新港  民71 国29
    民雄  民62 国38
    竹崎  民62 国38
    中埔  民61 国39
    番路  民61 国39
    阿里山 民29 国71
    大埔  民43 国57

    台南市 Tai-lam-chhi

    台南市(人口約75万)区:東、安南、南、北、安平、中、西
    過去データ
    1998年 定6
    中国国民党3(42.6)、民主進歩党2(30.1)、新国家連線1(11.8)、建国党0
    (7.2)、新党0(4.4)、民主連線0(3.8)
    2001年 定6
    民主進歩党3(40.3)、中国国民党2(24.1)、台湾団結連盟1(11.3)、親民
    党0(15.0)、新党0(0.5)、無所属0(8.2)
    2004年 定6
    民主進歩党3(41.4)、中国国民党2(27.2)、親民党1(13.9)、台湾団結連
    盟0(10.4)、無党団結連盟0(4.4)、無所属0(2.6)
    2004年総統選挙 陳水扁(民)57.8%、連戦(国)42.2%

    台南市第1選挙区
    安南区(An-lam)、北区(Pak)、中西区(Tiong-se)
     陳亭妃(民主進歩党)
    ●王�[女亭](中国国民党)

     国民党現職の王と民進党新人の陳の女性対決。民進党の陳は台南市議会
    議員であり、地元のテレビ局のアナウンサーを務めていた。国民党の王は、
    王国清・元立法委員の娘であり、台南市に強い基盤を持っている。台南市
    ではもともと民進党が強く、同選挙区では特に安南区で民進党が強い。

    2004年大統領選挙
    安南  民65 国35
    北   民56 国44
    中西  民59 国41

    台南市第2選挙区
    安平区(An-peng)、南区(Lam)、東区(Tang)
    ●頼清徳(民主進歩党)
    ●高思博(中国国民党)

     民進党現職の頼と国民党現職の高の対決。親民党から国民党に移籍した
    高は、台南県長や台湾省議会議長、立法委員などを歴任した高育仁の息子。
    民進党の頼は医師出身で、台湾の世界保健機関(WHO)や国連加盟の推
    進に力を入れている。安平区と南区は民進党が強いが、東区は国民党の支
    持基盤が強く、接戦となっている。

    2004年大統領選挙
    安平  民56 国44
    南   民60 国40
    東   民50 国50

    台南県 Tai-lam-koan

    台南県(人口約110万)市:永康、新営 鎮:佳里、麻豆、新化、善化、
    白河、學果、鹽水、 郷:仁徳、帰仁、関廟、新市、安定、後壁、下営、
    西港、七股、六甲、東山、柳営、官田、将軍、玉井、北門、大内、楠西、
    南化、左鎮、龍崎
    過去データ
    1998年 定9
    中国国民党5(53.0)、民主進歩党4(40.4)、民主連盟0(0.9)、新党0
    (0.6)、無所属0(5.1)
    2001年 定8
    民主進歩党5(45.6)、中国国民党2(39.6)、親民党1(7.1)、台湾団結連
    盟0(4.1)、新党0(0.2)、無所属0(3.4)
    2004年 定8
    民主進歩党5(44.6)、中国国民党2(30.7)、無党団結連盟1(9.6)、台湾
    団結連盟0(5.1)、無所属0(5.0)、親民党0(4.9)
    2004年総統選挙 陳水扁(民)64.8%、連戦(国)35.2%

    台南県第1選挙区
    後壁郷(Au-piah)、白河鎮(Peh-ho)、北門郷(Pak-mng)、学甲鎮
    (Hak-kah)、塩水鎮(Kiam-chui)、新営市(Sin-iaN)、柳営郷
    (Liu-iaN)、東山郷(Tong-san)、将軍郷(Chiong-kun)、下営郷
    (E-iaN)、六甲郷(Lak-kah)、官田郷(KoaN-tian)
    ●葉宜津(民主進歩党)
    ●洪玉欽(中国国民党)
     陳俊倫(公民党)

     民進党現職の葉と国民党現職の洪の戦い。台南県は陳水扁総統の故郷で
    もあり、民進党の支持基盤が非常に強く、立法委員選挙についても民進党
    が有利だ。しかし、国民党の洪は中国国民党を台湾国民党に改名を提案し
    たことのある台湾本土派なので、民進党の葉も油断はできない。公民党の
    陳は、民・国両党への不満票を狙う。

    2004年大統領選挙
    後壁  民72 国28
    白河  民68 国32
    北門  民67 国33
    学甲  民72 国28
    塩水  民70 国30
    新営  民59 国41
    柳営  民68 国32
    東山  民65 国35
    将軍  民74 国26
    下営  民69 国31
    六甲  民70 国30
    官田  民72 国28

    台南県第2選挙区
    七股郷(Chhit-kou)、佳里鎮(Ka-li)、麻豆鎮(Moa-tau)、善化鎮
    (Sian-hoa)、大内郷(Toa-lai)、玉井郷(Giok-cheN)、楠西郷
    (Lam-sai)、西港郷(Sai-kang)、安定郷(An-teng)、新市郷
    (Sin-chhi)、山上郷(SoaN-siong)、新化鎮(Sin-hoa)、左鎮郷
    (Cho-tin)、南化郷(Lam-hoa)
    ●黄偉哲(民主進歩党)
    ●李和順(無党団結連盟)

     民進党現職の黄と無盟現職の李との戦い。国民党は独自候補を立てず、
    無盟の李を支持している。李は台南県議会議長を務めた経歴もあり、地元
    で強い人脈を築いている。民進党の黄は米国ハーバード大やイェール大学
    での留学経験があり、李とは対照的なイメージ。同選挙区は民進党の支持
    基盤が強いが、無盟の李は幅広い人脈で国民党以外の層も吸収して民進党
    の黄を追っている。

    2004年大統領選挙
    七股  民71 国29
    佳里  民67 国33
    麻豆  民77 国23
    善化  民68 国32
    大内  民68 国32
    玉井  民53 国47
    楠西  民46 国54
    西港  民71 国29
    安定  民68 国32
    新市  民67 国33
    山上  民66 国34
    新化  民59 国41
    左鎮  民63 国37
    南化  民52 国48


    台南県第3選挙区
    永康市(Eng-khong)、仁徳郷(Jin-tek)、帰仁郷(Kui-jin)、関廟郷
    (Koan-bio)、龍崎郷(Leng-kia)
    ●李俊毅(民主進歩党)
     呉健保(中国国民党)

     民進党現職の李に、国民党新人の呉が挑戦する。国民党の呉は現職の台
    南県議会議長であり、幅広い人脈を持ち、強い支持基盤がある民進党の李
    を追っている。

    2004年大統領選挙
    永康  民57 国43
    仁徳  民61 国39
    帰仁  民66 国34
    関廟  民66 国34
    龍崎  民61 国39

    高雄市 Ko-hiong-chhi

    旧高雄市一区 (人口約85万)区:三民、左営、楠梓、鼓山、鹽[土呈]、旗津
    過去データ
    1998年 定6
    中国国民党3(40.2)、民主進歩党2(35.5)、建国党1(11.0)、新党0
    (9.8)、無所属0(3.4)
    2001年 定6
    民主進歩党3(36.9)、中国国民党2(22.6)、台湾団結連盟1(11.4)、
    親民党0(18.1)、新党0(3.9)、無所属0(7.0)
    2004年 定6
    民主進歩党3(41.0)、中国国民党1(23.8)、親民党1(15.1)、台湾団結連
    盟1(11.1)、無所属0(8.3)、無党団結連盟0(0.7)
    2004年総統選挙 陳水扁(民)54.6%、連戦(国)45.4%

    旧高雄市二区(人口約65万)区:前鎮、苓雅、小港、新興、前金
    過去データ
    1998年 定5
    民主進歩党3(39.1)、中国国民党1(31.9)、無所属1(19.1)、建国党0
    (5.1)、新党0(4.8)
    2001年 定5
    民主進歩党3(36.9)、親民党1(12.9)、台湾団結連盟1(12.4)、中国国民
    党0(24.8)、新党0(1.6)、無所属0(11.4)
    2004年 定5
    民主進歩党2(41.9)、中国国民党1(15.6)、親民党1(14.9)、無所属0
    (14.0)、台湾団結連盟1(13.1)、無党団結連盟0(0.6)
    2004年総統選挙 陳水扁(民)57.2%、連戦(国)42.8%

    高雄市第1選挙区
    楠梓区(Lam-a-khe)、左営区(Cho-iaN)
     姚文智(民主進歩党)
    ●黄昭順(中国国民党)
     銭彙穎(公民党)

     国民党現職の黄に、民進党の姚が挑戦する。左営区は海軍基地があり、
    軍関係のアパートが多く、外省人比率が高く、国民党の支持基盤が強い。
    民進党の姚は元行政院新聞局長という知名度を生かして逆転を狙う。

    2004年大統領選挙
    楠梓  民54 国46
    左営  民45 国55

    高雄市第2選挙区(▲は区の一部)
    鼓山区(Kou-san)、塩[土呈]区(Iam-tiaN)、旗津区(Ki-tin)、
    ▲三民区(Sam-bin)
    ●管碧玲(民主進歩党)
    ●羅世雄(中国国民党)
     李浄瑜(紅党)
     曽文聖(制憲連盟)
     林称雄(無所属)

     民進党現職の管と国民党現職の羅が対決する。民進党の管は謝長廷・高
    雄市長の時代に高雄市文化局局長を務め、高雄市を文化都市に作り変えた
    ことが評価されている。民進党の管は足を骨折したため選挙戦に不便を強
    いられている。国民党の羅は漁業界からの支持を得ているほか、高雄港の
    自由貿易港区の「三通」を主張し、中国から材料を輸入して加工区でMade
    in Taiwanに作りかえる構想を発表している。選挙戦は接戦となっている。

    2004年大統領選挙
    鼓山  民54 国46
    塩[土呈] 民60 国40
    旗津  民65 国55
    三民▲ 民58 国42

    高雄市第3選挙区
    ▲三民区(Sam-bin)
    ●李昆澤(民主進歩党)
    ●侯彩鳳(中国国民党)
     蘇経孟(公民党)
     荘[糸粛]慈(台湾農民党)
     呉春香(客家党)
    ●林進興(無所属)

     民進党現職の李と、国民党現職の侯、そして民進党の公認が得られず無
    所属で出馬した林との3つどもえの戦い。三民区はもともと民進党の強い
    ところだが、民進党の候補が分裂したことで危機となっている。無所属の
    林は当選するには至らないだろうが、何%民進党票を引っ張るかによって、
    民進党の李は大きく影響を受けるとみられる。また、三民区は客家人も多
    く住んでいるので、客家党から呉が出馬し、客家票を狙っている。台湾農
    民党からも荘が出馬しているが、都市で台湾農民党の支持が得られるかど
    うか注目される。

    2004年大統領選挙
    三民▲ 民58 国42

    高雄市第4選挙区
    前金区(Cheng-kim)、新興区(Sin-heng)、苓雅区(Leng-nga)、
    ▲前鎮区(Cheng-tin)
    ●黄昭輝(民主進歩党)
    ●李復興(中国国民党)
     劉慧[雨/文](台湾農民党)
     林志聡(公民党)
     林景元(無所属)

     民進党現職の黄と、国民党現職の李の戦い。出馬を予定していた台連の
    羅志明が選挙区で民進党に票を集中させるため出馬を辞退したことから、
    民進党がやや有利に展開している。国民党の李は日本の東京外国語大学、
    東京学芸大学、九州大学で留学経験がある。このほか、台湾農民党から劉
    が出馬している。

    2004年大統領選挙
    前金  民56 国44
    新興  民56 国44
    苓雅  民54 国46
    前鎮  民59 国41

    高雄市第5選挙区
    小港区(Sio-kang)、▲前鎮区(Cheng-tin)
    ●郭[王文]成(民主進歩党)
     林国正(中国国民党)
     曹文[王文](客家党)
     楊美蘭(公民党)
     趙連出(大道慈悲済世党)
     楊掌朝(洪運忠義党)

     民進党現職の郭に、高雄市議員の国民党の林が挑戦する。選挙区では民
    進党の基盤が強く、民進党の郭が有利な情勢だ。

    2004年大統領選挙
    小港  民60 国40
    前鎮  民59 国41

    高雄県 Ko-hiong-koan/Ko-hiung-yen

    高雄県 定9(人口約125万)市:鳳山 鎮:岡山、美濃、旗山郷:大寮、
    林園、仁武、路竹、大樹、梓官、烏松、橋頭、大社、茄定、燕巣、阿蓮、
    湖内、弥陀、内門、六亀、永安、杉林、甲仙、桃源、三民、茂林
    過去データ
    1998年 定9
    中国国民党6(54.9)、民主進歩党3(31.4)、民主連盟0(4.1)、新国家連
    線0(3.9)、新党0(3.7)、建国党0(2.1)
    2001年 定9
    民主進歩党3(35.3)、中国国民党3(30.9)、親民党2(14.5)、台湾団結連
    盟1(13.9)、無所属0(5.0)、新党0(1.4)、
    2004年 定9
    民主進歩党5(42.9)、中国国民党2(29.0)、親民党2(12.9)、台湾団結連
    盟0(10.7)、無所属0(3.0)、無党団結連盟0(1.5)
    2004年大統領選挙 陳水扁(民)58.4%、連戦(国)41.6%

    高雄県第1選挙区
    那瑪夏郷(原Namasia)、桃源郷(原Tho-goan/Gani)、甲仙郷(Kah-sian)
    、内門郷(Lai-mng)、杉林郷(客Cham-lim)、六亀郷(Lak-ku)、阿蓮郷
    (A-lian)、田寮郷(Chhan-liau)、旗山鎮(Ki-san)、美濃鎮
    (客Mi-nung)、茂林郷(原Bou-lim/Marga)、燕巣郷(Ian-chau)、大社
    郷(Toa-sia)、大樹郷(Toa-chhiu)
    ●顔文章(民主進歩党)
    ●鍾紹和(中国国民党)
     江嘉盛(公民党)

     民進党現職の顔と国民党現職の鍾との戦い。親民党から国民党に移籍し
    た鍾は、客家人であり、美濃地区を基盤としているが、客家政策を積極的
    に支持していないとの批判もある。民進党の顔は田寮や阿蓮などのホーロ
    ー地区で支持を固め、李永得・客家委員会主任委員の応援を受け、美濃地
    区の支持を開拓している。また、三民郷は2008年1月1日に原住民族
    語からとったナマシア(那瑪夏)郷に正名される。

    2004年大統領選挙
    那瑪夏 民14 国86
    桃源  民14 国86
    甲仙  民48 国52
    内門  民57 国43
    杉林  民55 国45
    六亀  民60 国40
    阿蓮  民65 国35
    田寮  民68 国32
    旗山  民67 国33
    美濃  民56 国44
    茂林  民9 国91
    燕巣  民60 国40
    大社  民64 国36
    大樹  民65 国35

    高雄県第2選挙区
    茄定郷(Ka-tiaN)、湖内郷(Ou-lai)、路竹郷(Lou-tek)、永安郷
    (Eng-an)、岡山鎮(Kong-san)、彌陀郷(Mi-to)、梓官郷(Chu-koan)
    、橋頭郷(Kio-a-thau)
     余政憲(民主進歩党)
    ●林益世(中国国民党)
     劉政[王韋](台湾農民党)

     国民党現職の林、元高雄県長、内政部長、台湾製糖会長などを歴任した
    民進党の余、農会(農業組合)を支持基盤とする台湾農民党の劉との戦い。
    軍関係者が多い岡山は国民党の支持が強いが、全体的には民進党が強く、
    余が有利か。

    2004年大統領選挙
    茄定  民63 国37
    湖内  民63 国37
    路竹  民58 国42
    永安  民56 国44
    岡山  民53 国47
    彌陀  民56 国44
    梓官  民64 国56
    橋頭  民67 国33

    高雄県第3選挙区
    仁武郷(Jin-bu)、鳥松郷(Chiau-cheng)、大寮郷(Toa-liau)、
    林園郷(Na-hng)
    ●陳啓�(民主進歩党)
    ●呉光訓(中国国民党)
     簡宏徳(台湾農民党)
     徐慶[火皇](無所属)
     簡家弘(無所属)
     呉憲南(無所属)

     民進党現職の陳と、国民党現職の呉光訓に、民進党の公認を得られず無
    所属で出馬した徐と、台湾農民党の簡宏徳らが出馬している。無所属の徐
    は父が徐志明・元立法委員で、大寮で強い支持基盤があり、票が割れる民
    進党の陳は不利な戦いを強いられている。このため、国民党の呉が漁夫の
    利を得る可能性があるが、台湾農民党の簡の農会の組織票が国民党の呉の
    票を奪うため、選挙戦は複雑な展開となっている。

    2004年大統領選挙
    仁武  民65 国35
    鳥松  民60 国40
    大寮  民58 国42
    林園  民64 国36

    高雄県第4選挙区
    鳳山市(Hong-soaN)
    ●林岱樺(民主進歩党)
    ●江玲君(中国国民党)
     呉隆傑(台湾団結連盟)
     楊東杰(台湾農民党)
     陳明政(第三社会党)
     張美嫻(公民党)

     高雄県の県政府所在地である鳳山市の選挙区。民進党現職の林、国民党
    現職の江に加え、台連の呉、台湾農民党の楊、第三社会党の陳、公民党の
    張の6政党の候補者が出馬している。民進党の林の父親は林三郎・元鳳山
    市長であり、現職の鳳山市長も民進党籍であることから、民進党が有利で
    ある。国民党の江は現職の高雄県議員であり、鳳山市は軍関係のアパート
    が多く、外省人比率も高いため、国民党は民進党を追い上げている。台連
    やその他ミニ政党は二大政党に押され、伸び悩んでいる。

    2004年大統領選挙
    鳳山  民54 国46

    屏東県 Pin-tong-koan/Phing-tung-yen

    屏東県 定6(人口約90万)市:屏東 鎮:潮州、東港、恒春、郷:内埔、
    萬丹、新園、長治、坊寮、高樹、鹽埔、里港、萬巒、九如、佳冬、林邊、
    竹田、[山土欠]田、南州、麟洛、新[土卑]、車城、満州、来義、三地門、
    [王馬]家、春日、獅子、牡丹、泰武、霧台
    過去データ
    1998年 定7
    中国国民党3(37.2)、民主進歩党2(32.8)、無所属2(24.5)、民主連盟0(4.4)、新党0(0.7)、建国党0(0.4)
    2001年 定7
    民主進歩党4(42.1)、中国国民党2(18.7)、無所属1(24.4)、台湾団結連盟0(7.4)、親民党0(7.3)、新党0(0.1)
    2004年 定6
    民主進歩党3(43.2)、中国国民党2(29.3)、無党団結連盟0(12.7)、台湾団結連盟0(9.5)、親民党0(2.9)、無所属0(2.4)
    2004年大統領選挙 陳水扁(民)58.1%、連戦(国)41.9%

    屏東県第1選挙区
    里港郷(Li-kang)、高樹郷(客Ko-su)、三地門郷(原Sam-te-mng/Tjimur)
    、霧台郷(原Vudai)、九如郷(Kiu-ju)、塩埔郷(Iam-pou)、長治郷
    (客Chhong-chii)、内埔郷(客Nui-pu)、瑪家郷(原Ma-ka/Makazayazaya)
    、泰武郷(原Thai-bu/Kulaljuc)、竹田郷(客Chuk-thien)、萬巒郷
    (客Van-lan)、潮州鎮(Tio-chiu)
     蘇震清(民主進歩党)
     蕭立應(第三社会党)
    ●蔡豪(無所属)
     藍群傑(無所属)
     張恵怡(無所属)
     王樹囲(無所属)

     無所属現職の蔡、民進党新人の蘇ほか6人が立候補している。無所属の
    蔡は国民党の支持を得て、独自の地元の強い支持基盤を守る。民進党の蘇
    は現職の屏東県議員であり、民進党の強い支持基盤をバックに戦う。無所
    属の藍は前回の立法委員選挙に台連から出馬して落選し、今回は無所属か
    ら出馬。客家票と農業票を狙う。国民党の公認を得られず無所属で出馬し
    た張は農民や退役軍人の福利を訴えている。無所属の王は元高樹郷長。

    2004年大統領選挙
    里港  民68 国32
    高樹  民70 国30
    三地門 民15 国85
    霧台  民19 国81
    九如  民71 国29
    塩埔  民57 国43
    長治  民61 国39
    内埔  民62 国38
    瑪家  民15 国85
    泰武  民11 国89
    竹田  民66 国34
    萬巒  民67 国33
    潮州  民60 国40

    屏東県第2選挙区
    屏東市(Pin-tong)、麟洛郷(客Lin-lok)、萬丹郷(Ban-tan)
     李世[文武](民主進歩党)
     王進士(中国国民党)

     民進党の李と国民党の王の対決。屏東県議員の民進党の李は、ホーロー
    と客家のハーフで、客家郷である麟洛で有利。一方、国民党の王は屏東市
    長を務め、2年前に屏東県長に出馬したが落選している。しかし、国民党
    の王は人口の多い屏東市での基盤が強く、接戦となっている。

    2004年大統領選挙
    屏東  民52 国48
    麟洛  民66 国34
    萬丹  民63 国37

    屏東県第3選挙区
    新園郷(Sin-hng)、[山/坎]頂郷(Kham-teng)、南州郷(Lam-chiu)、
    新[土卑]郷(客Sin-pi)、來義郷(原Lai-gi/Tjaljaavus)、東港郷
    (Tang-kang)、林邊郷(Na-piN)、佳冬郷(客Ka-tang)、枋寮郷
    (Pang-liau)、春日郷(原Chhun-jit/Kasuga)、枋山郷(Pang-soaN)、
    獅子郷(原Sai-a/Maljipa)、牡丹郷(原Bou-tan/Sinvaudjan)、
    車城郷(Chhia-siaN)、満州郷(Boan-chiu)、恒春鎮(Heng-chhun)、
    琉球郷(Liu-kiu)
    ●潘孟安(民主進歩党)
     蘇清泉(中国国民党)
     周碧雲(無所属)

     民進党現職の潘に、国民党新人の蘇と、無所属の周が対決する。出馬を
    予定していた台連の黄昭展が出馬を辞退したため、民進党の潘は票が割れ
    る心配が薄れ、有利な状況となっている。国民党の蘇は東港の医師で、人
    口の多い東港で支持を集めている。しかし、国民党の公認を得られなかっ
    た周が無所属で出馬したため、国民党票は分裂している。

    2004年大統領選挙
    新園  民70 国30
    [山/坎]頂 民67 国33
    南州  民63 国37
    新[土卑] 民58 国42
    來義  民11 国89
    東港  民65 国35
    林邊  民63 国37
    佳冬  民65 国35
    枋寮  民59 国41
    春日  民8 国92
    枋山  民58 国42
    獅子  民7 国93
    牡丹  民14 国86
    車城  民63 国37
    満州  民57 国43
    恒春  民56 国44
    琉球  民47 国53

    南台湾編まとめ
    嘉義市、嘉義県、台南市、台南県、高雄市、高雄県、屏東県
    過去データ
    1998年 定数48
    中国国民党25、民主進歩党18、新国家連線1、建国党1、無所属3
    2001年 定数47
    民主進歩党24、中国国民党13、台湾団結連盟4、親民党4、無所属2
    2004年 定数46
    民主進歩党25、中国国民党12、親民党5、台湾団結連盟2、無党団結連盟2

    2008年 定数20
    民主進歩党13〜20、中国国民党0〜5、無党団結連盟0〜1、無所属0〜1

     南台湾地区は、近年は民進党が国民党を大きくリードしていたが、小選
    挙区の導入で、その力の差がより明瞭になる。特に民進党は大きな差をつ
    けられている選挙区がなく、接戦の選挙区を制すれば、南台湾の全選挙区
    で勝利することも夢ではない。逆に国民党の危機感は強い。一方で、民進
    党と国民党両党とも公認を得られなかった候補者が分裂して出馬している
    選挙区もあり、そのような選挙区は共倒れの可能性も高い。民進党は台湾
    北部で国民党に大きな差をつけられているので、南台湾でどれだけ勝てる
    かが、選挙全体の勝負を左右する。

    『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe Big5漢文

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga@blogger.com&e=1

    「台湾の声」:台湾宏観テレビ情報( 2007 年 12 月 28 日)

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    2007年12月27日木曜日

    2007年12月26日水曜日

    「台湾の声」【論説】 台湾で進む「一国二制度」

    下は23日夕刻に配信したものですが、文字化けとなっていましたので、あらためて送信します。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    【論説】台湾で進む「一国二制度」

                            迫田勝敏(台北在住)

    中国は「一国二制度」で両岸問題を解決、つまり台湾を統一(併合)すると主張しているが、それに台湾人の73%が反対している(大陸委員会、2006年12月調査)。だが、その台湾で実はすでに「一国二制度」が進み始めている。

    喫緊の問題は来年の立法院選挙の投票方式だ。政府が決めた立法院選挙の投票方式に中国国民党が反対して、台北市など国民党が首長を務める18県市が自分たちの投票方式で行うとしている。中央が決めた投票方式と国民党が主張する一部地方の投票方式が違う。まさに「一国二制度」だ。

    中央が決めた投票は立法院選挙と同時に行う国民党資産(党産)問題の公民投票を一カ所で一度に行うという「一段階方式」。有権者は投票所に入り、立法院選挙の投票用紙をもらい、隣のデスクで公民投票の用紙をもらい、記入し、最初に立法院の投票、続いて公民投票の投票箱に投票する。対する国民党は「二段階方式」。最初に立法院選挙の投票用紙をもらい、記入し、投票し、次に新たに公民投票の用紙をもらい投票する。

    どちらでもいいようなものだが、実は二段階方式だと、立法院の投票をして、そのまま帰る、つまり公民投票の投票券をもらわずに投票所を出る人も出てくる可能性もある。

    国民党はそれが狙いだ。公民投票ボイコットを呼びかけている国民党は投票所に監視の党員を派遣し、有権者の行動を監視する。最初の投票だけで出てくれば国民党支持、そうでなければ民進党—と判断できる。つまり投票の中身が分かるというわけだ。これでは投票の秘密が守られない。

    立法院の投票の後、公民投票の投票券をもらい、投票しないで出てくればいいじゃないかーとも思えるが、投票券を持ち帰れば、選挙法の規定で罰金刑になる。だから国民党は二段階で最初から公民投票券をもらわないで済む方式を主張するわけだ。

    さらに国民党は多数を占める立法院で中央選挙委員会組織法を改正しようと提案している。改正して中央選挙委員を党派比例で選ぶ。そうなれば立法院で国民党が多数を占めているから、選挙委員も国民党系が増える。その結果、投票方式は国民党の主張通りの二段階方式に変更できる。

     国会議員の選挙は国家行事であり、国がその仔細を決めるのは当然のことだ。地方が勝手に自分でやり方を決めるなどは越権もいいところで、憲法違反。これでは下克上だ。立法院の選挙は1月12日。中央選挙委員会は何度も新聞に全面広告を出して一段階のPRをしているが、残り時間はわずかしかない。国民党側に一段階、二段階の名称にこだわらないなど多少、妥協の動きも出ているが、未だに決着がついていない。

    このまま選挙に突入すれば、混乱は必至。中央とは別の二段階方式の投票を認めるかどうか。認めないという結論は当然成り立つが、そうなれば2004年の総統選の時の選挙無効、票の数え直し以上の大騒ぎになることは間違いない。国民党の狙いはまさにそこにあるようにみえる。

    投票方式の問題は最終的に妥協、つまり国民党の敗北となり、一国二制度にならない可能性もあるが、台北県の警察人事はすでに一国二制度を実施してしまった。周錫[王に韋]県長(知事)が10月、県内の警察官の昇級人事を発令したのだ。

    警察人事は中央の警政署が決めること。台北県は今年、準直轄県に昇格したことで、この江蘇省籍の県長はなにを思い上がったのか、中央の承認も得ないまま、勝手に昇級を決めた。当然、県庁には人事掌握の下心があるからだろう。

    だが、これには中央だけでなく、ほかの地方の警察も猛烈に抗議した。同じ警察学校の同期でも台北市では日本流にいえば、警部なのに、台北県に行けば警視になれる。台北県の警察官は喜んだかというとそうではない。昇級式典で笑顔なのは県長一人。昇級した警察官はみな一様に渋い顔だった。それもそのはず台北県からほかの県市に異動になれば「降格」になるし、それでなくても、ほかの県市の同期からは冷やかされる。中国の人民日報でさえ、台湾の報道を引用する形で「県内140人(の警察官)を手なずけ、(全台湾)8万人(警察官)の反発を招いた」と書いた。中国もあきれる一国二制度だ。

    もう一つの一国二制度は、台北市の「中正紀念堂」だ。「台湾民主紀念堂」に改名されたが、MRT(捷運=地下鉄)の駅名は中正紀念堂のまま。バス亭も中正紀念堂。台湾民主紀念館は教育部(文科省)管轄だが、MRTもバスも台北市の管轄で、台北市は国民党の●(部の左が赤)龍[文武]市長だからだ。

    外国人の観光客は観光バスなら問題ないが、一人で台湾民主紀念館に行きたくても公共交通の便が分からないといことになりかねない。逆に地下鉄の中正紀念堂前で降りても中正紀念堂は見つからないということになる。

    蛇足になるが、中世紀念堂に鎮座していた蒋介石の座像は、議論の末、民主紀念館になっても結局、そのままだ。民主紀念館に蒋介石が祀られているという形。蒋介石もさぞ座り心地が悪いだろう。だからというわけではないだろうが、国民党の馬英九総統候補は当選したら、また名称を元に戻すと公言している。

    蛇足ついでにもう一つ。総統府前のケタガラン大道の街路灯の柱に「反貪腐、民主広場」の看板が十数枚、いつの間にか掛けられていた。最初のうちは国旗も付けられていた。道路の名称変更とはいえないが、台北市が付けたようだ。中正紀念堂の「自由広場」に対する「民主広場」で、「反貪腐」は汚職続きの陳政権に対する皮肉。電柱は台北市のものだからだろう、政府は撤去していない。いまだに看板は掛けられたままだ。

    あちこちで起きる一国二制度現象をみていて、大昔、「俺がルールだ!」といったプロ野球の審判を思い出した。国民党の政治家の頭はあの審判と同じなのだろう。法治なんて全く信じていない。その国民党が政権を再びとればどんなことになるのか。

     

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    「台湾の声」【提案】来日中の台湾観光客に訴えよう!(その3)

    これから紹介するレポートの作者である佐藤雅彦氏たちは、次のような中国語の書かれたポストカードを作成して、日本へ来る台湾人観光客に配布する活動を続けられています。

    ■ 馬英九要和中国共産黨合作。(馬英九は中国共産党と合作しようとしている!)
    ■他的作為是要破壊台湾的平和與自由(これはアジアの平和を乱すことだ!)
    ■日本人不支持馬英九! (日本人は馬英九を支持しない!)
    ■台湾! 加油!(台湾がんばれ!)
    ■日本人支持台湾加入聯合國!(日本人は台湾の国連加入を支持する!)

    この奇想天外の作戦は台湾人たちには大ウケで、感謝、感激の反響がものすごいのだそうです。物事をとことんまで究めようとする日本人の精神に敬意を表します。(台湾の声編集部)
    *********************************************

    【提案】来日中の台湾観光客に訴えよう!(その3)

    ポストカードを常に10数部携帯して、台湾人観光客(含む留学生、出張者)に手渡しする
    案を発表してから、相当数の賛同者が出た。
    特に外国人観光客の多い地区の方々からである。

    昨日12月24日東京.原宿あたりを4名で散策したところ、多くの台湾観光客と出会った。
    そこでこの主張を書いたポストカードを差し上げたところ、大変喜ばれ、"帰ったら配るからもっと欲しい"
    という若い女性らもいた。
    また新婚旅行で来たご夫婦、かなり強い台湾派であった。結婚式には某要人のご夫人も来られたという。
    そこで小生名刺まで出したところ、"佐藤...中国語話す.....失礼ですけど、どこかで聞いたことがあるんですけど"と言う。
    かなり知られてしまった様だ!

    それはさておき、"この活動でどれぐらい影響力があるか?"という疑問をお持ちの方もおいでかと
    思う。
    小生らも全く根拠の無い、思いつきでやっているわけではない、以下その公式である。

    まず分母=台湾派日本人の数によって影響するが。

    1000人の台湾派日本人が全国で動いたと仮定する。
    24日午前原宿で2時間で80人近い台湾人と出会った。
    これは台湾人の多いスポット的観光地での話しである。

    普段通勤、通学途中でも台湾人を週1回ぐらい3,4人見て渡したとする。
    3ヶ月、平日で3,4人、やる気になりスポット的なところへ行けば、1人の台湾派日本人は少なくとも200人の台湾人と出会い、配布することが可能。 

    1000人(親台派日本人)X200人(台湾観光客)=200,000人
    さらにあのおしゃべりな台湾人であるから、「おい、日本人からこんなカードを貰った、日本人有志が台湾を、これだけ支持している、馬英九を嫌っているぞ」
    という話を帰国後4,5人には話すだろう。
    また団体で来ている場合、夜ホテルとか、食事の時、話題に出るかもしれない。
    そうしたら貰っていない人も記憶に残る。
    200,000人(直接受け取った人)X5人(その他の話を聞く人)=1,000,000人となる。
    台湾の総人口は2,300,000万人余であるが、これは未成年も含んだ数である。

    日本とは全く縁の無い緑系台湾人いるが、現在大体藍色系と拮抗している現在、かなり影響力となる計算である。

    勿論日本に来る台湾人は、国民党バリバリの華僑関係でもない限り親日であり台湾意識が有る傾向にある。

    しかし若い世代はまだまだ"薄い緑"という層が多い。
    彼らがもし"濃い緑"に変化したら大変な力になる。
    "濃い緑"というのは動くという意味である。

    だから我々は台湾の選挙権は無いが、来日する台湾人に呼びかけるということは貴重な戦力というわけである。
    無論来日する未成年もいるが。

    昨日、ほとんどが日本語は、できなかったが、カードを見れば欲しがった。
    受け取り拒否した人は皆無である。
    実は、数人のタレント並の美人台湾人の集団がいて、大変感謝、握手され、なんと手持ちカードを"帰ったら友人らにもあげるからもっと欲しい"
    と数部持っていってしまった。
    外観とは裏腹にかなり台湾意識が強い女性らと見受けられた。

    分母の台湾派日本人が北海道から沖縄まで動けば大変な影響ということになる。
    特に雪の季節には多くの台湾人が北海道に行く、ここは是非とも札幌市内の有志に動いて頂きたいものだ。

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    「台湾の声」【産経・主張】福田首相訪中 台湾への姿勢を変えるな

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    「台湾の声」【選挙分析】 ( 3)立法委員選挙 中台湾編

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    2007年12月24日月曜日

    「台湾の声」日台共栄の夕べ 櫻井よしこ氏講演会レポート

    日台共栄の夕べ 櫻井よしこ氏講演会レポート

    宮本将英
    日本人台湾独立促進会
    http://taidoku.fc2web.com/index.htm

    2007年12月24日、「日台共栄の夕べ」が東京都千代田区のアルカディヤ
    市ヶ谷で開催された。今年1年を締めくくる最後のイベントということもあ
    り、会場には約300人の参加者が集まった。
    午後2時半、李登輝友の会神奈川支部事務局次長の渋谷陽子氏の司会によ
    り始まり、黄文雄氏と金美齢氏が挨拶を行った後、2時50分ごろから櫻井よ
    しこ氏の講演が始まった。演題は「日本と台湾の大切な関係」。以下に内容を
    簡単に要約したいと思う。

    21世紀を迎えた今日は、他国の影響をもろに受けやすい時代であり、日本
    と台湾は似たような脆弱性を有している。アメリカと中国という2大国が日
    台に多大なる影響力を及ぼしているのだ。

    特に2007年に入って国際社会を揺るがす重大な変化が起きている。ライス
    国務長官は台湾名義での国連加盟を問う国民投票に反対の姿勢を示し、台湾に
    衝撃を与えた。また1年ほど前からアメリカは北朝鮮への融和姿勢を強め、平
    和協定締結やテロ支援国家指定解除などが計画されている。一方で米中関係も
    緊密化の度合いを深めている。また、アメリカ大統領選挙で支持率をリードし
    ている民主党のヒラリー候補は、中華人民共和国をアジアの盟主とみなし、日
    台を全く重視していない。

    結局のところ日本国は日本が守るしかないし、台湾国は台湾が守るしかない。
    結局その国の民族がしっかりしていなければならないのだ。両国の政府、政治
    家はどこまでそのような自覚を持っているだろうか。国を守ることに対する認
    識の甘さもまた、日台両国の共通点である。

    福田首相は28日から中国を4日間の日程で訪問する予定である。11月に米国
    を訪問したときは26時間しか滞在していない。福田政権の外交顧問は媚中派の官
    僚ばかりで占められている。官僚が国のために体をはって努力をする人ばかりとは
    限らないのだ。

    今まで歴史認識でも教科書問題でも経済問題でも東シナ海の油田問題でも
    ODAでも全て日本が一方的に理不尽な妥協を強いられ続けてきた。それでも
    媚中派の政治家、官僚はなおのこと中国に従属しようと努力を続けている。

    日本は東シナ海の領海内にある資源を採掘し、日本が独立国家であることを
    示すべきだ。それは台湾への強力なメッセージとなることであろう。台湾が独
    立し、日本も真の独立を果たし、それぞれが自立して日台両国がお互い手を取
    り合ってがんばっていきましょう。

     質疑応答では3人の方から質問があがった。滋賀県から来た男性が、シナ
    とアメリカは話がよくまとまるのに、日本とアメリカとの間ではなぜ話が合わ
    ないのか(例えば米国産牛肉輸入問題では1年以上揉めている)質問したとこ
    ろ、櫻井氏は、中国もアメリカも決断をくだせる国だが、日本は決断を下せな
    い、決断してもなかなか実行できない、このような日本の姿勢に米国から信頼
    を得られないということを指摘した。

     米国の大学院に留学生している男性は、日本の若者が国を愛する気持ちを持
    つようにさせるにはどうすればいいか質問したところ、櫻井氏は、自国の歴史
    を学ぶことの重要性を強調。歴史を知らない人間は食べて寝るだけのブタと同
    じである。日本の歴史を知らなければ日本人ではない、台湾の歴史を知らなけ
    れば台湾人ではないと指摘した。

     静岡から来た男性は、自分としては右翼ではなく、ごくごく常識的な考え方
    を持っているつもりだが、しかし世間一般と比べると自分の思想は少数派であ
    り、極右と見られてしまう。マスコミが極端に偏った報道をしていることが原
    因として挙げられるがどう思うか、という問いに櫻井氏は、自分は意識的な楽
    観主義者であり、絶対に失望はしない。日本に保守はたくさんおり、保守は確
    実に増えている。憲法改正や核武装に関する議論など、10年ほど前の日本では
    口にしただけで政治生命が絶たれるような状況であったが、現在では堂々と言
    えるようになっている。時々田久保忠衛氏に相談すると、「私が若いこと比べる
    とずいぶん良くなったんですよ」という返事が返ってくる。今後も必ず良くなる
    と信じているし、絶対に勝ってみせる、という心強い答弁を行った。

     最後に田久保忠衛氏が閉会の挨拶を行い、日本の指導者も台湾の指導者も中国
    の微笑外交に騙されてはいけないと主張した。

     午後4時過ぎに第1部の講演会が終了し、午後4時半過ぎから第2部の大忘
    年会が行われた。
     
     こうして2007年最後の台湾関連のイベントが終了した。来年はいよいよ二大
    選挙が行われる勝負の年である。2008年を1週間後に控え、勝負の年への決意を
    新たにした1日であった。
     

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    「台湾の声」【選挙分析】 ( 2)立法委員選挙 北台湾編

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    2007年12月23日日曜日

    。クフィヘ螟ホノ #%1!#%;%fFWh 。ソフィヘ螟 0þM 、爍クメサケ 8þ ヨニカネ。ケ

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    「台湾の声」【総集編】謝長廷次期総統候補来日関連記事

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    「台湾の声」【台湾の旅】 (84) 高雄県その1

    台湾の旅—この国をもっと知るために(84)
    KOHIONG
    高雄県その1
    (文/西江智彦)

    (台)Ko-hiong コーヒョン
    (中)Gao-syong カオション
    (客)Ko-hiung コオヒュン

    高雄県データ
    人口:124万人
    ホーロー78.2%、外省11.9%、客家9.2%、原住民0.7%
    県長:楊秋興(台)IuN Chhiu-hengイウ・チウヒェン(民主進歩党)
    2004年大統領選挙得票率 陳水扁(民)58.4%、連戦(国)41.6%
    県政府所在地:鳳山市
    市鎮郷人口(単位:万人)(2005年)
    33.4 鳳山市/Hong-soaN/ホンソワ
    11.0 大寮郷/Toa-liau/トアリャウ
    9.5 岡山鎮/Kong-san/コンサン
    7.1 林園郷/Na-hng/ナアフン
    6.1 仁武郷/Jin-bu/ジンブウ
    5.4 路竹郷/Lou-tek/ロオティェク
    4.6 大樹郷/Toa-chhiu/トアチウ
    4.2 旗山鎮/Ki-san/キーサン
    4.5(客)美濃鎮/客Mi-nung(Bi-long)/ミーヌン(ビーロン)
    4.0 鳥松郷/Chiau-chheng/チャウチェン
    3.8 梓官郷/Chu-koan/ツウコワン
    3.7 橋頭郷/Kio-a-thau/キヨアータウ
    3.3 茄定郷/Ka-tiaN/カーティヤ
    3.2 大社郷/Toa-sia/トアシア
    3.2 燕巣郷/Ian-chau/エンツァウ
    3.1 阿蓮郷/A-lian/アレン
    2.8 湖内郷/Ou-lai/オオライ
    2.1 彌陀郷/Mi-to/ミートー
    1.7 内門郷/Lai-mng/ライムン
    1.6 六龜郷/Lak-ku(客Liuk-kui)/ラックウ(客リュックイ)
    1.4 永安郷/Eng-an/イェンアン
    1.2(客)杉林郷/客Cham-lim(Sam-lim)/ツァムリム(サムリム)
    0.9 田寮郷/Chhan-liau/ツァンリャウ
    0.8 甲仙郷/Kah-sian/カーセン
    0.5(原)桃源郷/Tho-goan(原Gani)/トーゴワン(ガニ)
    0.3(原)那瑪夏郷/原Namasia/ナマシア
    0.2(原)茂林郷/Bou-lim(原Tedreka・Marga)/ボオリム(テドゥレカ・
    マガ)


     高雄(Ko-hiong/コーヒョン)県は高雄市の北、台南県の東、嘉義県の
    南、花蓮県、台東県、屏東県の西に位置する。玉山(Giok-san/ギョクサ
    ン)の南から高屏渓(Ko-pin-khe/コーピンケー)の河口まで南北に細長
    い県で、県西部、南部は平地だが、県北東部は険しい山が続く。県東部に
    は高屏渓が流れ、屏東県との県境となっている。県全体の人口は高雄市よ
    りも少ない約125万人。県政府所在地は鳳山(Hong-soaN/ホンソワ)市で、
    人口約32万。

     高雄県の台湾原住民族は山地に住み、ツォウ族がナマシア(那瑪夏)、
    ブヌン族がナマシアと桃源、ルカイ族が茂林に住んでいる。平地部にはも
    ともとマカタオ(Makatao)族が住んでいたが、鄭成功時代、清国時代、
    日本時代を経て、徐々にホーロー人、客家人と同化されていった。六亀郷
    や甲仙郷はいまもマカタオ族平埔原住民族文化が残っている。

     ホーロー人はマカタオ族を同化しながら平野部の多くを占め、平野部の
    生活言語はホーロー語が優勢だ。客家人は屏東県の六堆地区の客家人が清
    の時代に美濃の開拓をはじめ、杉林や六亀にも住むようになった。県全体
    では9%強を占めている。外省人(華人)は日本時代から軍事基地があっ
    た鳳山市や岡山鎮に集中していて、県内に占める人口比率は10%を超える。

     政治は歴史ある南台湾に位置するため、県民に台湾意識が強い。ただし、
    農会や漁会、水利会などで地方派閥を国民党が握っていたため、国民党の
    影響力も強かったが、2000年の政権交代で民進党が政権を握ってからは、
    民進党の支持基盤が強まっている。立法委員(国会議員)選挙では、国民
    党は1998年に54.9%得票していたのが、2004年には29.0%まで落ちている。
    逆に民進党は1998年に31.4%だったのが、2001年に42.9%に伸びている。
    2001年に国民党台湾派が分裂してできた台湾団結聯盟(台聯)は2001年の
    選挙で13.9%得票、2004年は10.7%得票したものの票が分散したため議席
    を失った。しかしながら、2004年の選挙で民進党と台聯を合わせると53.6
    %で、台湾国派が過半数を超えた。宋楚瑜派の親民党はハッカ(客家)の
    候補も立て、2004年は12.9%得票した。2004年の高雄県選出の立法委員は
    定数9で、民進5、国民2、親民2となっている。

     県政は、台湾自主意識の強い県であるため、国民党独裁戒厳令時代でも
    党外(無党籍)の県長を当選させてきた。初の県長選挙となった1951(民
    国40)年で党外が当選してから、1954年に国民党が取り返したが、1960年、
    1977年、1985年に党外の県長を当選させている。民進党が結成されてから
    は、1989年以降、ずっと民進党の執政が続いている。

    総統(大統領)選挙では、2004年の総統選挙で民進党の陳水扁(タン・
    ツイピイ)総統が58.4%を得票し、民進党が強い。地域別では、田寮、橋
    頭、旗山、大樹では65%を超え、仁武、阿蓮、林園、大社、梓官、湖内、
    茄定、六亀でも60%を超えた。ハッカ人が多い杉林、美濃は55〜56%、外
    省人が多い鳳山、岡山は53〜54%だった。茂林、桃源、ナマシアの山地原
    住民郷は9〜14%で国民党が圧倒的に強い。

     ツォウ族とブヌン族が住むナマシア郷はもともと中華民国の三民主義か
    らとった三民郷と呼ばれていたが、国民党籍だった郷長が民進党に移り、
    2007年12月に郷名が現地語の呼び名であるナマシア(Namasia)に改名され
    ることが決議され、ツォウ語の地名だが、ブヌン語でも意味が通るよう配
    慮されている)、2008年1月から正式に改名される。

     鉄道は、台鉄西部幹線が台南県から路竹、岡山、橋頭を通って高雄市へ
    抜け、南廻線が高雄市から鳳山、大寮、大樹を通って屏東県へ抜けている。
    また、都市鉄道の高雄捷運(MRT)は紅線が高雄市から橋頭、岡山まで
    乗り入れ、橘線が鳳山、大寮まで乗り入れる予定である。台湾新幹線は県
    内に駅は設置されず、高雄市左営区に左営駅がある。

     高速道路は、中山高速道路が路竹、岡山、燕巣、橋頭、仁武、鳳山を通
    り、県内に路竹IC、岡山IC、鼎金JCT、瑞隆路IC、五甲JCT、五甲ICがある。
    フォルモサ高速道路は田寮、旗山、燕巣、大樹を通り、県内に田寮IC、燕
    巣JCTがある。高雄支線高速(10号線)は仁武、大社、燕巣、旗山を結び、
    鼎金JCT、燕巣IC、燕巣JCT、嶺口IC、旗尾ICがある。鼎金JCTで中山高速と
    、燕巣JCTでフォルモサ高速と接続し、フォルモサ高速から高雄市内を結ぶ
    役割も果たしている。

     幹線道路は台1線が台南県から路竹、岡山、橋頭、仁武を通り高雄市を
    経由して鳳山、大寮を通り、屏東県へ抜けている。台17線は海沿いを走り、
    台南市から茄定、湖内、路竹、永安、彌陀、梓官を結び高雄市を経由して
    林園郷、屏東県へ抜けている。台19甲線は台南県関廟から阿蓮、岡山、梓
    官を結んでいる。台25線は鳳山から大寮、林園を結んでいる。台25線は林
    園から高屏渓沿いに北上し、大寮、大樹、旗山、杉林、甲仙、三民を結ん
    でいる。台3線は山側の台南県南化から内門、旗山を結び屏東県へ抜けて
    いる。南部横貫道路の台20線は台南県南化から甲仙、六亀、桃源を結び台
    東県海端郷へ抜けている。台27線は六亀から屏東県高樹へ抜けている。鳳
    山潮州快速道路の台88線は鳳山の中山高速五甲JCTから大寮、屏東県を結
    んでいる。

     バスは高雄市から林園を経由して屏東県東港、墾丁方面を結ぶバスや、
    高雄〜旗山、美濃を結ぶバスが走っている。また、台南〜甲仙、桃源郷天
    池を結ぶバスも出ていて、天池で台東行きのバスに接続し、南部横貫道路
    をバスで越えることもできる。台北へ向かう長距離バスは高雄市内からの
    ほうが便がよい。

    『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html
    『日本之声』http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe

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    「台湾の声」【投稿】なぜアメリカは台湾の民主主義に抗議するの?

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    「台湾の声」【案内】川村純彦先生ー横浜で時局講演会

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    2007年12月22日土曜日

    「台湾の声」【案内】 24 日は「日台共栄の夕べ」に参加しませんか

    日本李登輝友の会の「日台共栄の夕べ」に参加しませんか

    きたる12月24日に、日本李登輝友の会主催による年末恒例の「日台共栄の夕べ」
    が都内で開かれます。
    この日はまず第1部として、なんと、あの櫻井よしこさんによる講演です。テーマは
    「日本と台湾の大切な関係」ということなので、このチャンスは逃せません。
    そして第2部の「大忘年会」ですが、ここには台湾を愛する大勢の方が全国から集まる
    ので、毎年大変にぎやかで、とても楽しいパーティーです。
    今年も大勢の人とめぐり合い、語り合えたらと思っています。
    ご都合のつく方は、お誘い合わせの上参加してください。そして仲間の輪を広げまし
    ょう!

                    日本李登輝友の会埼玉県支部

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ■日 時  平成19年12月24日(休・月) 午後2時半〜(2時開場)

    ■会 場  アルカディア市ヶ谷
    〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25 TEL:03-3261-9921
    【交通】JR・地下鉄 市ヶ谷駅 徒歩3分

    第1部:講 演 会 櫻井よしこ先生「日本と台湾の大切な関係」

        2時30分〜4時 3F 富士の間

    第2部:大忘年会(各界スピーチ、お楽しみ抽選会など)

        4時30分〜7時 3F 富士の間

    ■参加費 正会員以上:5,000円 普通会員:6,000円 学生会員:5,000円

         一般:8,000円

    *参加費は第1部・第2部を含みます。第1部のみ参加は一律1,000円
    *当日入会者も会員扱いと致します(会場で入会を受け付けます)。

    ■お問い合せ・主催 日本李登輝友の会[会長 小田村四郎]

    〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号
    TEL 03-5211-8838 FAX 03-5211-8810 E-mail
    ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp

    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga@blogger.com&e=1