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  • 2008年11月28日金曜日

    「台湾の声」【コメント】陳水扁の逮捕は台湾独立派の新生契機

    【コメント】陳水扁の逮捕は台湾独立派の新生契機

    時局心話会「時局コメンタリー」より転載


            「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)

    ● 卑しいすり替え戦術

     陳水扁が汚職とマネーロンダリングの罪で逮捕された。事の
    発端は八月十三日発売の雑誌「壱週刊」が書いた陳水扁一族の
    海外秘密口座の存在と不正送金の記事だった。陳水扁は記者会
    見で口座の存在を否定したが、翌日それらの口座でのマネーロ
    ンダリングに関するスイス連邦司法部からの調査依頼の公文書
    の存在を国民党議員に公表されるや、直ちに二度目の記者会見
    を開き、「私は法律に許されていない過ちを起こした」と、口
    座と不正に振り込まれた二千万ドルの存在を認めた。彼は「国
    民に多大な害を与え、深く反省する」と謝罪したが、不正を追
    究する司直の手が伸びた途端に一転し、「あれは台湾建国のた
    めの基金だ」と言い換えて独立派に支持を訴え、当局の追及を
    政治弾圧にすり替えるという卑しい戦術に打って出た。

    ● 陳水扁はエセ独立派だった

     日本のマスコミは陳水扁を代表的独立派だと書き立てている
    のだが、実際には独立派の仮面を被り国家元首まで上り詰めた
    野心家と見る方が正しい。八年間の政権担当中、台湾の経済を
    中国に依存させ、法的にも憲法改正を主導して将来の改憲を困
    難にし、体制を半永久的に「一つの中国」に束縛されるように
    したのは陳水扁だ。また二〇〇〇年の大晦日のテレビ演説で「
    我々はまず文化的経済的の面から中国と統合しなければならな
    い。最終的には政治的にも統合しなければならない」と中国と
    の統合を目標に掲げ、さらには二〇〇五年三月一日の欧州議会
    とのインターネット会議で、独立派の悲願である「正名」と「
    制憲」を「そんなことできっこない」と吐き捨てた。その時か
    ら、彼はエセ独立派だとの事実が知られるようになった。

    ● 逮捕は独立運動の頓挫を意味しない

     日本では陳水扁の逮捕は独立運動の挫折だと解説する評論が
    多いが、全くの見当違いである。陳水扁政権は中華民国体制を
    正当化しようとすることで国民党に媚びを売ったが、中華民国
    の虚偽性は、馬英九が月刊誌「世界」十一月号でのインタビュ
    ーで「中国大陸も中華民国の領土だ」と明言したことで、一層
    浮かび上がることになった。そのことが陳水扁政権を盲目的に
    支持してきた独立派の目を覚ませたのか、独立を本当に支持す
    る国民は民進党政権時代より大幅に増えた。陳水扁の逮捕は、
    独立派の最大の障害である権力志向のエセ独立派の息を止めた
    ことを意味する。そして彼が台湾の政界から去ることは、体制
    外の運動を中心とする新世代の独立派の擡頭と、中華民国体制
    を徹底的に否定する運動が本格化する契機となるだろう。


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