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  • 2008年11月16日日曜日

    「台湾の声」【論説】田母神論文を封印

    【論説】田母神論文を封印


               時局心話會 代表 山本善心


     あえて「言葉狩り」という言葉を使いたい。我が国には言論の自由というも
    のがないらしい。教育現場や左翼言論人は「平和主義、自由と平等」という
    言葉を好んで使ってきた。ところが、歴史問題や親日的な意見を自由には
    っきり主張すれば一斉にバッシングが始まり、強制的に辞任・更迭となる。

     これまで歴史認識発言で有無を言わさず辞任・更迭させられた閣僚は以
    下の通りである。 1986年9月、藤尾正行文相が月刊誌で「日韓併合は韓
    国側にもいくらかの責任がある」と述べ更迭。1988年5月、奥野誠亮国土
    長官が記者会見で「第二次大戦は日本の安全のための闘いであり侵略で
    はなかった」と発言、辞任。

     1994年5月、永野茂門法相がインタビューで「南京大虐殺はでっち上げ
    だと思う」と発言、辞任。同年8月、桜井新環境庁長官が記者会見で「日本
    は侵略戦争をしようと思って戦ったのではない」と発言、辞任。江藤隆美総
    務庁長官がオフレコ懇談会で「植民地時代には日本が韓国にいいこともし
    た」と発言、辞任。そして今年、空自の田母神俊雄航空幕僚長が「日本は
    侵略国家であったか」という論文を発表し、更迭された。


    航空幕僚長発言の経緯


     ホテル・マンション・賃貸業を営むアパグループが社会活動の一つとして
    懸賞論文(懸賞金300万円)を募集した。筆者名は削除して選考されたが、
    審査委員会では全員一致で田母神論文が最優秀作品に選ばれた。

    「我が国が侵略国家だったというのはまさに濡れ衣である」が、この論文の
    テーマだ。田母神氏は、日本政府が言論を一方的に弾圧し、日本国を弱体
    化してきたと考えている。これでは日本国は駄目になる、という危機感を持
    っていた。

    「制服組が正しい歴史観を持ち、国民に対しきちんと説明する責任がある」
    との田母神氏の思いに、自衛隊員の多くが共鳴した。「戦後教育による『侵
    略国家』という呪縛が国民の自信を喪失させ、自衛隊の士気を低下させて
    いる」というものだ。以下にその一部を抜粋した。


    空幕長の論文〈抜粋〉A


    「もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で
    侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本も
    やっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋
    合いもない」

    「当時列強といわれる国の中で植民地の内地化を図ろうとした国は日本の
    みである。我が国は他国との比較で言えば極めて穏健な植民地統治をした
    のである」

    「戦後の日本においては、満州や朝鮮半島の平和な暮らしが、日本軍によ
    って破壊されたかのように言われている。しかし実際には日本政府と日本
    軍の努力によって、現地の人々はそれまでの圧政から解放され、また生活
    水準も格段に向上したのである」

    「さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から
    解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合
    いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を
    戦った日本の力によるものである」


    空幕長の論文〈抜粋〉B


    「東京裁判はあの戦争の責任を全て日本に押し付けようとしたものである。
    そしてそのマインドコントロールは戦後63年を経てもなお日本人を惑わせ
    ている。日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する、だから自衛隊は
    出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである」

    「諸外国の軍と比べれば自衛隊はがんじ搦めで身動きできないようになっ
    ている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力
    で守る体制がいつになっても完成しない」

    「日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本
    軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多
    いことも知っておかなければならない。日本軍の軍紀が他国に比較して如
    何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だった
    などというのは正に濡れ衣である」


    村山談話の継承


     今回、浜田防衛相は報道陣の取材に「政府見解と明らかに異なる意見を
    公にするのは、航空幕僚長として相応しくない」と更迭を伝えた。この「政府
    見解」とは何であるか、次に述べてみたい。

    「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民
    を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけア
    ジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。(中略)ここにあら
    ためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします」
    これは戦後50年の終戦記念日である1995年8月15日、当時の村山富市
    首相が発表した、有名な「村山談話」である。

     これが閣議の決定事項となり、その後の歴代首相が踏襲した。「村山談
    話」は、日本が戦時中に他国に被害や苦痛を与えたことを前提としている
    が、「いつ、どこで、誰が、何を」という具体的な記録や根拠を示してはおら
    ず、あくまで政治的発言に他ならない。


    空幕長、参考人招致


     日本の歴史認識は、国内外の一部勢力による都合や政治的意図により
    制限・強制されてきた。今まで、この問題に対する検証や議論はなく、政府
    は一言も言わせずに辞任・更迭を行ってきた。

     11月11日、参院外交委員会で田母神氏が参考人招致され「いささかも
    間違っていない」「言論統制するような自衛隊にすべきでない」と主張した。

     しかし今回の招致では、田母神論文の真意や歴史観を示す具体的な機
    会すら与えられていない。テレビも扱わず議論すら行わせないのでは、何の
    ための参考人招致だったのか。

     一方、マスメディアも「得意な言動」「お粗末な愛国への執着」「独善的な歴
    史観」と批判ばかりで、田母神論文の本質に触れる論調は見られない。批
    判に同調する言葉は抽象的で、退職金問題や偏狭なナショナリズムとして
    片付けようとの意図が見え見えだ。田母神氏は思想信条と発言の自由など
    で堂々と反論の姿勢を見せているだけに、落とし所を模索しているところで
    あろう。しかし大方の、良識ある日本国民の大勢が、田母神論文を支持し
    ている。

    韓国市民の声


     弊会では、内外の政治経済に関する情報誌「時局コメンタリー」を毎週2回
    発刊している。編集を担当する山本新太郎は、韓国の延世大学語学堂に留
    学(2年)、延世大学史学科卒業(4年)、延世大学大学院政治外交学科修
    士課程修了(3年)の韓国通だ。

     学生時代に、80歳以上の高齢者に「日韓併合時代」についてインタビュ
    ーを試みたことがある。それによると「日本の植民地時代は、治安や食料
    品の配給が安定するなど生活水準が向上した。またあらゆるインフラが進
    められた」という意見が大勢であったという。日本の植民地時代を生きた韓
    国の先人たちによる生々しい現場の声である。

     軍事的、経済的に国家としての力がまったくなかった韓国が、当時の欧米
    列強に植民地化されるのは時間の問題だった。日本の進出と植民地政策
    は、日本の安全のために韓国を近代化し強くすることが目的である。村山
    談話の政府見解や反日的歴史認識は、現地の戦争経験者の意見とはまっ
    たく異なるものだ。


    東條英機はユダヤ人を救った英雄


     東條英機はA級戦犯の代表的人物として靖国神社に合祀されている。中
    国の李肇星外相は小泉首相の参拝の際「戦後ヒトラーやナチスを崇拝した
    ドイツの指導者はいない」と非難した。しかし東條とヒトラーを同列に扱う歴
    史観は全くのナンセンスではないか。こういう話になると、中国人の歴史認
    識は味噌も糞も同じになる。

     東條英機はユダヤ人から「英雄」と讃えられている。ナチスドイツの迫害を
    逃れたユダヤ人約2万人が、シベリア鉄道で満州国境にたどり着いたが、
    入国許可証がないので立ち往生した。そこで東條の政治決断で、即座にユ
    ダヤ人を入国させたのである。これに対してドイツ外務省から強硬な抗議を
    受けたが「人道上の配慮によって決断した」と一蹴した。

     日本政府が継承する村山談話は「先送り事なかれ主義」の象徴である。こ
    れは自国の国民とその歴史を断罪するもので、先人への侮辱であり裏切り
    だ。人類の歴史は戦争の歴史であるが、戦争が済んでから「自分が悪かっ
    た」と謝罪する国など、世界に類例がない。   


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