12.15
「台湾の声」
行政院大陸委員会の趙建民・副主任委員は先日開かれた「2008両岸交流印象賞」
の授賞式に出席した際、両岸関係は「相互否定しない」の関係から「相互承認」
の関係へ発展へ向かうべきだとの考えを発表した。
趙副主委は、馬英九総統(大統領)の就任以来、過去の両岸関係緊張状態が緩和
され、両岸協議の合意によって桃園空港から上海まで飛行時間が82分で結ぶよう
になったほか、中国大陸の学者が訪台した際に大陸委員会の事務所で会って話す
ことができるようになるなど、両岸関係に進展に成果があったとの見方を強調し
た。
趙副主委は、「両岸関係発展の第1段階は互いに承認しない、第2段階は互いに
否定しないことである」と述べ、馬新政府発足以来、中国大陸当局の公的機関が
台湾の公的機関職員の役職身分を認めるようになり、馬総統と会うことを希望す
るなど両岸関係が第2段階に入ったとの認識を示した。その上で、趙副主委は「
第3段階は相互承認だ」と述べ、台湾が中国(中華人民共和国)を承認し、中国
が台湾を承認することに期待を示した。
馬総統は、「中華民国憲法」が「一つの中国憲法」であるため、中華人民共和国
を承認できないとの立場を再三強調している。馬総統の理屈に基づけば、台湾が
中華人民共和国を承認するためには、中華民国憲法の領土に関する部分の改正ま
たは破棄(台湾新憲法制定)が必要となる。
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