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  • 2008年12月22日月曜日

    「台湾の声」【連載】日本よ、こんな中国とつきあえるか(最終回)

    【連載】日本よ、こんな中国とつきあえるか(最終回)
        台湾人医師の直言

    【読者の皆様へ】

     今日は連載最終日になります。
    長い間、拙著をご愛読頂き、こころより感謝申し上げます。
    これからも応援してください。有り難うございます。

      良いクリスマスを!

              林 建良 2008年12月22日

    (転送転載自由)

    出版 並木書房(2006年7月)
    著者 林 建良

    http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%88%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%82%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B-%E6%9E%97-%E5%BB%BA%E8%89%AF/dp/4890632018/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1208414945&sr=8-1

    あとがき

     日本にとって台湾は空気のような存在である。感じられないほど軽く、なくては生きていけないほど重い。

     台湾は日本の生命線ともいうべきバシー海峡と台湾海峡を扼し、その防衛を担当している。しかし、中国や朝鮮半島と違って、台湾はうるさく日本に要求したり、批判したりすることはなかった。それゆえか、日本政府は台湾無視もしくは台湾抑圧の「一つの中国」政策をとりつづけている。

     その台湾が今、中国の武力侵攻の脅威にさらされ、国際社会では孤立無援な状況に立たされている。台湾の内部でも親中国的な勢力に蝕まれ、あらゆる面で中国化が進んでいる。

     台湾に親中国的政権が誕生すれば、その瞬間、台湾は実質上中国の属国になる。日本の生命線も中国に扼される羽目になる。この危機はすでに目の前まで差し迫っているが、多くの日本人はそれに気づいていない。

     この日本の現状を見ていると、私はいても立ってもいられない。その気持ちがこの本を書き下ろす最大の動機だった。

     そして、台湾独立建国運動の大先輩であり人生の師でもある黄文雄先生に、戦後世代の台湾人の視点から台湾・日本・中国の関係を捉え直したものを書いてみたらどうだろうと、勧められたことも本書執筆の後押しとなった。

     しかし、南国気質の私は大雑把で無神経、整理整頓の能力はゼロに近く、時事ものなら何とかこなすことができるが、系統的に一冊の本を書くのはたいへんな作業だった。そのときに助けてくれたのが独立建国運動の同志で親友でもある柚原正敬氏(日本李登輝友の会事務局長)である。

     柚原氏は二〇代後半に出版社を設立した編集のプロであり、几帳面で資料やデータの管理に長けている。私とは正反対の性格である。柚原氏の助力がなければ、本書の誕生はなかった。今回の作業で改めて彼の存在の大きさを認識した。ありがとう、柚原さん。

     本を書く前からいろいろ助言してくれたもう一人の同志がいる。永山英樹氏(台湾研究フォーラム会長)である。彼は柚原氏が設立した出版社に勤めた経験もあり、やはり出版編集のプロである。正義感あふれる彼のサポートがなければ、私の今までの運動はつづけられなかった。本書の出版も彼の友情に支えられてできたものだと思う。

     また、本書出版の機会を与えてくれた並木書房出版部にも感謝する次第である。

     最後に、私のわがままを許し、温かい目で励ましてくれた妻と、手塚麗子さん(塩野室診療所事務長)をはじめとする職員、患者さんたちにも感謝したい。

     二〇〇六(平成一八)年六月一五日
                                                    林 建良


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