【台湾飛行機事故】産経台北支局よ、退役軍人だから起こしたと言いたいのか
【編集長の一言】
澎湖島・馬公飛行場の近くで復興航空(トランスアジア)GE222便の墜落事故があった。この痛ましい事故を産経新聞の台北支局が現地マスコミの報道をベースに以下の記事を掲載した。
内容そのものは客観的な事実だが、機長は退役軍人だと言う事をタイトルで強調している。退役軍人だから事故を起こしたのだとでも言いたいのだろうか?
台湾の民間機のパイロットはほとんどが空軍出身である。
事故の責任がどこにあるのかはこれから追究しなければならないが、一体どうして産経新聞は退役軍人だからと断罪するかのようなタイトルをわざとつけたのか?
産経新聞がなぜこのような偏見を持つ人間を台湾に配置したのか、私には理解できない。
「台湾の声」編集長 林 建良
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2014.7.24産経ニュースより
台湾機墜落、民家に衝突? 死者47人に 機長は退役軍人
【台北=田中靖人】23日午後7時ごろ、台湾南部・高雄発、離島・澎湖諸島馬公行きの復興航空GE222便が馬公空港付近に墜落した事故で、葉匡時交通部長(国土交通相に相当)は乗っていた46人が死亡、12人が負傷したと述べた。台湾の中央通信社などが伝えた。ロイター通信は死者47人としている。
同機はATR72型プロペラ機で乗客54人、乗員4人の計58人が搭乗していた。機長(60)は退役軍人で、飛行時間2万2000時間以上のベテランだという。
着陸のやり直しを管制塔に報告した直後に連絡が途絶え、空港から3〜4キロの民家に衝突したという。被害者がさらに増える可能性もある。
同日午後4時に高雄を離陸する予定だったが、台風10号の影響で遅れ、午後5時40分すぎに離陸し馬公に向かった。だが、馬公周辺の天候が悪く上空で旋回して待機していた。
交通部民航局によると、搭乗客に日本人はいなかった。同局で詳しい事故原因を調べている。
澎湖諸島は台湾本島の西約50キロの台湾海峡にあり、大小約90の島々で構成する。観光と漁業が主産業で、馬公は行政・経済の中心地。
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2014年8月10日日曜日
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