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  • 2009年2月3日火曜日

    「台湾の声」【要監視!】共同通信は中国語でこんな報道をしている

    【要監視!】共同通信は中国語でこんな報道をしている


            永山英樹


    ブログでは関連写真も↓
    http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-641.html

    共同通信社の中国語ウェブサイト「共同網」が「二〇〇八年日中関係十大ニュー
    ス」を選んでいた。

    1、中国の元首が十年ぶりに訪日、四つ目の政治文書に署名
    2、中国食品の安全に強烈な懸念、六割以上の日本人が中国に「好感なし」
    3、中国四川大地震が発生、日本が救急医療隊を派遣
    4、東支那海ガス田開発でコンセンサス、詳細な協議の時期が焦点
    5、日本の自衛艦が初訪中、防衛交流に積極さが
    6、日中青少年友好交流年、両国四千人の相互訪問が実現
    7、尖閣諸島の紛争が見え隠れ、処理方法で試される両国の知恵 
    8、中国人が日本最多の外国人に。研修生の給料不払い事件続出
    9、長野で北京五輪の聖火リレー、リレー妨害の六名が逮捕
    10、中国人作家楊逸氏が芥川賞、文学には共通部分があると感想

    それぞれのニュースには細かな解説が付され、中国のマイナス面への言及もあり
    、一見して中立姿勢の印象も持たれるが、次の部分はどうだろう。

    先ずは七位の「尖閣諸島の紛争が見え隠れ、処理方法で両国の知恵に試練」。

    「両国に」と言うが、日本側は「妥協=主権棚上げ」と言う「知恵」をすでに十
    分に出し尽くしており、求められるのは中国側の「知恵」だけだ。いったい共同
    はどちらの側につくつもりか。

    それはともかく、そこでの解説には、十二月の中国調査船による領海侵犯のほか
    、さらに「六月十日、日本の巡視船が台湾の漁船と尖閣諸島の周辺海域で衝突し
    、台湾漁船が沈没した。これに対し中国は重大な関心と強烈な不満を表明した。
    日本側は二千九百万円の賠償金を支払うことを表明した」ともある。

    この「台湾船が沈没」「賠償金を支払う」は日台関係ニュースであって、日中の
    ものではない。たしかに「中国は関心と不満を表明」の一文を塗しているとは言
    え、その事実はまったく変わらない。中国が「表明」したのは、台湾を中国領土
    とし、沈没事件を日中問題と位置付ける意図によるが、共同は巧妙にも、その意
    図を報道に反映させているわけだ。

    そう言えば共同が最近まで刊行していた中国情報年鑑の「中国動向」にも、台湾
    ニュースが収録されていた。

    それから、「長野で北京五輪の聖火リレー、リレー妨害の六名が逮捕」。

    解説では「大量の中国人留学生が現地で応援。その間、中国政府のチベット政策
    に抗議する一部の人々との間で争いが発生。沿道では八・五万人がリレーを見物
    したが、警察は六名の妨害者を逮捕した」と書かれている。日本人の主な関心は
    「留学生の応援」「抗議の人々との争い」だったが、中国側が強調したのは「六
    名が逮捕」。なぜなら抗議した日本人を不貞分子と位置付けたいからだが、共同
    の付けたタイトルを見よう。中国への配慮は歴然としていないか。

    このように共同は、誤った日本のメッセージを中国人に発信しているのだ。もし
    や中国人記者が「中国人の観点」を取り入れているかとも疑われ…。

    共同が中国語を解さない日本人からの非難が及ばないことをいいことに、勝手な
    報道をしていると言うなら、今後は厳重な監視が必要だろう。

    なお「尖閣」と「聖火リレー」のニュースは、「食品の安全」と同様、もう少し
    順位を上げてもいいと思う。なぜなら日本の国民はこれらを通じ、中国と言う国
    を正確に理解し始めているからだ。これは実際には日中国交樹立後における非常
    に画期的な出来事なのである。

    共同は本来そのような観点から、日本人の感情(国民感情こそ日中関係の土台の
    大きな一部だ)を伝えるべきなのだ。

    ■共同網評出2008年日中關係十大新聞(中国語)
    http://china.kyodo.co.jp/modules/fsStory/index.php?sel_lang=tchinese&storyid=65267

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