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  • 2008年5月31日土曜日

    「台湾の声」【産経】王毅前駐日大使を台湾担当に起用

    【産経】王毅前駐日大使を台湾担当に起用 中国"異例"人事 日本の接近牽制

    2008.5.31 産経新聞

     【北京=矢板明夫】中国外務省の筆頭次官で前駐日大使の王毅氏(54)が6月から、台湾問題を担当する実務機関の最高責任者、国務院台湾事務弁公室主任(閣僚級)に就任することが30日、分かった。複数の中国筋が明らかにした。外交の現場での交渉経験が買われたわけだが、この人事には日本各界に豊富な人脈を持つ王氏を通じて、近年顕著となってきた日台接近を牽制(けんせい)する狙いもある。

     同弁公室主任は、中国政府内の重要ポストの一つ。台湾問題が「内政」であることを強調するため、これまでは外務省出身者を避け、地方首長の経験者らが就任してきた。しかし、対米、対日関係と複雑に絡む台湾との交渉には外務省の協力が不可欠だ。外交官出身者として初めてこのポストに就任する王氏には、同弁公室と外務省の間の風通しをよくし、協力関係を構築することが期待されるという。

     また、近年の米台関係の悪化に伴い、台湾と日本の政治家や高官の相互訪問が頻繁に行われるようになった。今月20日に就任した台湾の馬英九総統は、知日派の李登輝元総統の協力を得て、改めて日本重視の姿勢を打ち出している。ある中国筋は「台湾問題における日本の存在感がますます高まっている。とくに日本の安倍晋三前首相や麻生太郎元外相ら保守派グループと台湾当局との提携を警戒しなければならない」と語っている。

     駐日大使任期中にゴルフなどを通じて日本の政官財界との人脈を培った王氏は、その影響力を行使して日台接近を阻止する役割を求められているようだ。

     北京市出身の王氏は駐日大使館参事官、外務省アジア局長などを歴任。2004年から07年まで駐日大使を務めた。在任中に安倍前首相の訪中を実現し、小泉純一郎元首相時代に冷え込んだ日中関係を急速に回復させたとして、その交渉手腕が中国国内で高く評価されている。

     王氏の台湾事務弁公室主任就任に伴い、現職の陳雲林主任は対台湾交流窓口、海峡両岸関係協会会長に転出する見通し。


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    「台湾の声」【論説】自衛隊機の派遣見送り

    【論説】自衛隊機の派遣見送り—反日中国との間で如何なる「調整」が

    メルマガ版「台湾は日本の生命線!」より転載

    http://www.melma.com/backnumber_174014/    発行 永山英樹(台湾研究フォーラム)

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    中国から四川大地震の救援物資の輸送を要請された政府は、航空自衛隊の輸送機
    派遣を決めたと報道されてきたが、町村信孝官房長官は三十日、その見送りを発
    表した。輸送は民間のチャーター機が行うと言う。突然の計画変更に、すでにC
    130輸送機派遣を行うため、先遣隊の派遣準備を進めていた防衛省は呆然とし
    たとか。私も事実関係を確認するため、同省に問い合わせをしたが、対応した広
    報担当官も、任務を外されたことで残念がっていると言うか、気抜けしている感
    じだった。

    見送りの理由について町村氏は、「中国国内の一部に慎重論が出始めていること
    を考慮した」とし、「摩擦が起きてまでやるような話ではないので、慎重に考え
    た」と説明した。

    また自衛隊派遣については「中国側と相談する過程のアイデアの一つだった」と
    述べているが、要するに自衛隊機派遣は決定事項ではなく、単なる「アイデアの
    一つ」だったと言うのか。

    その事の真偽はともかく、日経新聞(二十九日)は「複数の政府関係者によると
    、中国側から『救援物資の輸送は自衛隊機ではなく民間機を使ってほしい』との
    要請があったという。政府筋は29日夜、『中国の国防部は前向きだったが、外交
    部が待ったをかけたのだろう』との見方を示した」としている。

    中国政府の民間機への切り替え要請は、愛国キャンペーンで煽るだけ煽ってきた
    反日世論に配慮してのものだったのだろう。または自衛隊の海外派遣のたびに非
    難を行う「日本の軍事大国化」「日本軍国主義復活」反対キャンペーン(日本揺
    さぶり宣伝工作)を展開してきた手前、日本許容との対日強硬派による非難を恐
    れたためかも知れない。

    だがこれは日本に対しては非礼極まりないことである。大規模災害の救援で各国
    が軍隊を派遣するのはいまや世界的な潮流だ。すでに被災地には米軍輸送機も飛
    んでいる。それであるにもかかわらず、なおも中国側は自衛隊を軍国主義の侵略
    軍隊と看做し続けようと言うのだろうか。中国政府が行うべきは、自国民に「日
    本軍国主義の復活はない」「日本は平和主義の国家だ」と説得することではない
    のか。

    一方東京新聞(三十日)は、「見送りの理由は中国政府との調整の結果で『中国
    側が自衛隊機による輸送に反対したわけではない』」とする政府関係者の話を報
    じている。

    もしやこの政府関係者は、国内の反中感情の高まりを抑えるため、中国側をかば
    っているのではないかとも疑ってしまうが、それでは日中間で一体いかなる「調
    整」が行われたと言うのか。

    いずれにせよ、中国側から「慎重論」が出され、政府がそれに配慮し、自衛隊で
    は評判が悪いから民間機に切り替えようとの決断を下したのは確かなようだ。で
    は政府はここまで我が国の名誉を担う自衛隊を悪玉扱いにする中国側にいかなる
    抗議を行ったのだろうか。「摩擦が起きてまでやるような話ではない」と言う安
    易な感覚の政府が、それを行ったとはどうしても思えない。

    大地震と言う非常時に、窮地に陥っている被災民を救おうとする日本との間で、
    なおも「摩擦」を起こそうとする中国に対し、これではあまりにも懦弱すぎる。

    この日、石破茂防衛相は「近年、日中間の信頼醸成に非常に重きが置かれている
    が、地道な努力の積み重ねが必要だ。一足飛びにできるほど容易ではない」など
    と語っているが、この言は明らかに、中国にものを言えない懦弱政府の自己正当
    化に過ぎないだろう。そもそも政府は戦後、いったい何年間にわたって「地道な
    努力」をしてきたのか。いま「努力」を行うべきは明らかに中国の側だ。

    中国政府は現在、被災民の生命を重視していると言うよりも、被災民を充分に救
    済できず、反政府感情が高まることを恐れている。または北京五輪を目前にして
    、国際協調路線も強調しなければならない。そのような政権を維持する上での事
    情があるからこそ、今回日本に対し、異例の救援要請を行ってきたのだ。だから
    そのような中国政府に対して日本側は、「救援が必要なら反日世論を抑えて見ろ
    」と要求するべきだった。

    それだけで中国側には「日本手強し」となり、自衛隊誹謗と言う日本揺さぶりの
    反日宣伝見直しに繋げさせることは可能だったはずだ。

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    運動拡大のため転載自由 

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    「台湾の声」【当日受付可】明日・許世楷代表ご夫妻送別会

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    「台湾の声」【明日・林建良福岡講演会】国造りとは何か

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    「台湾の声」【ニュース】劉兆玄・モンゴルは中華民国の領土範囲に含まない

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    「台湾の声」【ご協力を】国籍「台湾」表記を勝ち取ろう(新企画)

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    2008年5月29日木曜日

    「台湾の声」【本日・永山英樹講演会】直ちに取り組むべき台湾問題

    【本日・永山英樹講演会】「中国の内政問題ではない−直ちに取り組むべき台湾問題」

    是非参加を!!(食事付きのため、要申込)

       講師/永山 英樹  台湾研究フォーラム会長

     3月22日の台湾総統選挙では国民党の馬英九氏が
    圧勝した。台湾の中国化が進めば、それを機に中国が
    いよいよ太平洋進出に乗り出すのではないか、と
    危惧する声もあがっている。

     講師の永山氏は台湾問題において、本質を突いた
    正論を展開している。すべて現場主義に基づいた
    情報分析は的を得ている、との声も大だ。馬新政権を
    迎えて各界の見方・考え方が錯綜する中、貴重な研究会となろう。

    日 時/平成20年5月29日(木)PM6:00
           
    会 場/日本外国特派員協会
       20F「メディアルーム」
    東京都千代田区有楽町1-7-1
         有楽町電気ビル北館20F 
         �03-3211-3161

    参加費/8,000円(食事付)

    連絡先/時局心話會  �03−5832−7231
        担当:高村圭子


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    「台湾の声」【 6 月 25 日】「李清興さんを偲ぶ会」を台北市第一葬儀場にて

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    「台湾の声」【講座】「台湾文学の魅力」

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    2008年5月28日水曜日

    「台湾の声」【「士気の集い・林建良記念講演】2008年どうなる台湾

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    「台湾の声」【論説】中国の震災救援への残酷な「返礼」

    【論説】中国の震災救援への残酷な「返礼」—今年も台湾をWHOからつまみ出し


               永山英樹


    ブログ「台湾は日本の生命線!」 http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/ より転載
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    四川大地震救援の義捐金や物資を世界で最も拠出しているのが台湾だ。そのため
    「台湾は愛が充満している国家として各国に認められ、有利に働くかも知れない
    」と語ったのが台湾の侯勝茂・衛生署長(厚生相)だ。WHO(世界保健機構)
    総会に対し、台湾のオブザーバー参加の実現を働きかけるため、ジュネーブ空港
    に降り立った際にこう期待表明をしたのである。

    台湾はWHOから、加盟どころかオブザーバー参加すら許されていないのだ。な
    ぜなら中国が「台湾は中国の一地方であり、国家ではないために資格はない」と
    主張し、各国にも加盟に反対するよう圧力をかけているからである。

    そのため台湾は、たとえばWHOの防疫ネットワークから除外されている。その
    ため二〇〇四年のSARS禍では情報が得られず、防ぐべき被害も防ぐことがで
    きなかった。だが疫病には国境はない。そこで政治より防疫、人命尊重だと気が
    ついた日本や米国は、台湾のオブザーバー参加だけは支持するようになったのだ
    が、それも中国の妨害でいまだ実現していない。

    中国は、防疫情報は中国が台湾へ伝達すると言っているが、台湾側はそのような
    話を信じない。そもそも自国内でも疫情を隠蔽する国家である。世界最大の医師
    産出国でもある台湾は、本来であるなら医療での国際貢献を率先して果たすこと
    のできる国家であり、このような情況には我慢できない。

    だがやはり中国の不条理な圧力は途轍もなく大きい。日米も台湾がオブザーバー
    ではなく正式の会員国として加盟するのには反対を表明している。台湾を中国の
    領土とは承認していないけれども、やはり中国の怒りは怖いのだ。

    それだけではない。WHO自体がすでに中国の影響下にあると言える。WHO総
    会は二〇〇四年以来、台湾は加盟国ではないとの理由で、台湾の専門家はおろか
    、台湾メディアの記者の取材を許していない。それどころか台湾メディアの代理
    である他国人記者の取材まで禁止しているのだ。そこでこれを報道の自由への重
    大な侵害だとし、「国境なき人権」は五月十六日、「いかなる法律で取材を拒否
    するのか、そして拒否の黒幕は誰か」と問い質す書簡をマーガレット・チャン(
    陳馮富珍)WHO事務局長に送付しているが、返答は得られなかったと言う。そ
    れはそうだろう、WHOが中国の情報統制下に組み込まれているなどとは流石に
    言えまい。

    果たして総会初日の十九日には、議題を決める総務委員会が開かれたが、そこで
    台湾の友好国が提案した台湾のオブザーバー参加案は否決された。侯勝茂氏の期
    待は甘かったわけだ。

    議場ではガンビアとパラオの代表が台湾の参加を支持する発言を行ったが、ただ
    ちに中国の陳竺衛生部長(厚生相)とパキスタンの代表の反駁を受けた。中国の
    主張は「台湾は中国の一省だ」「中国と台湾の衛生交流は良好であり、きちんと
    台湾人民の健康の面倒を見ている」と言ったもの。これに対して台湾を支持する
    側からは「中国はこれまで台湾を管理したことはない。台湾人のために一銭の金
    を使ったこともない」との反駁が聞かれたものの、議長は早々と「台湾問題でコ
    ンセンサスは得られない。そこでこれを総会の議題には組み入れない」と採決し
    た。これを受けて侯盛茂氏は「最大の問題は、台湾に関する議題が一切議論され
    ないことだ」と嘆いた。

    こうした友好国を通じた台湾の参加申請の失敗はこれで十二年連続であるから惨
    めなものだ。こうした不条理な情況が、国際機関で堂々とまかり通っていると言
    う現実を、日本人はもっと知るべきだろう。

    台湾が中国国民の声明、財産のため、四川の震災救援を懸命に行っても、中国は
    台湾国民の生命と健康など気にも留めていない。まさにこの日の結果は、中国の
    残酷な「返礼」と言うべきだ。

    また翌二十日には台湾で馬英九総統の就任式が行われ、そこでは中国との和解が
    表明されることになっていたが、それに先立って中国は、台湾がいかに妥協して
    も、決して国際社会での台湾包囲の手は緩めないと表明した格好だ。

    チベットと同様、台湾は中国に降伏し、その一省にならないかぎり、国際社会か
    らは存在すら認められないのか。いやそうではない。各国が目覚めて台湾の二千
    三百万人の国民の存在を認めればいいだけのことなのだ。そしてもちろんそれは
    中国への対抗を意味する。


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    2008年5月27日火曜日

    「台湾の声」【読者便り】李清興さん、多謝

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    「台湾の声」【許世楷代表】閉じる対日関係気にかける馬総統は「滑り出し好調」

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    「台湾の声」【読者便り】さよなら、李清興さん

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    「台湾の声」李清興さんを悼む

    李清興さんを悼む

    日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

              メルマガ「日台共栄」編集長 柚原正敬

     5月25日朝、第9回李登輝学校研修団で台湾に行っているスタッフの薛格芳さん
    から、
    李清興さんが24日の夜に急逝したことを知らせてきた。あまりにも突然のことで
    声も出
    なかった。20日には高雄の許昭栄さんが焼身自決し、そして李清興さんの突然の
    訃報と
    続き、全身の力が抜けていく思いだった。

     昨年12月、声が出なくなるという喉の異常を訴え、それが咽喉ガンと判明、放
    射線治
    療などを受けて順調に回復していると聞いていた。それが急変したのだった。

     李清興さんといえば、勝美旅行社の社長として、日本人好みのきめ細かな対応
    をされ
    ていたため多くの日本人ツアー参加者から慕われ、台湾へのツアーは勝美旅行社
    を使う
    というリピーターが少なくなかった。

     私どもとは、平成16年(2004年)10月末に第1回台湾李登輝学校研修団を行った
    際、
    台湾側スタッフとして日本語通訳をしていただいたのがご縁だった。

     以来、李登輝学校研修団はもとより、本会や支部主催ツアーなどではずいぶん
    とお世
    話になった。私どものツアーは既成のツアーではなく、すべてオリジナル・ツア
    ーだっ
    たが、バスやホテルの手配などはもちろん、参加者の一人ひとりまで気を配るそ
    のきめ
    細かな対応ぶりには安定感があり、安心してツアーを委ねられた。

     個人的にも親しくなった。「台湾に来たら、うちの娘の部屋が空いているから
    使いな
    よ」とまで言ってくれた。一緒に勝美旅行社を運営する奥さん(李太太)とも気
    の置け
    ない間柄になっていた。特に本会事務局でツアーを担当する片木裕一(理事・事
    務局次
    長)と薛格芳(理事・青年部長)は、勝美旅行社の東京支社を任せるからとまで
    言われ
    て、名刺まで作っているほどの間柄になっていた。

     その片木氏と薛さんが李登輝学校研修団で訪台しているさ中に、李清興さんは
    身罷っ
    た。2人ともその訃報に号泣したという。

     25日夜、研修が終って、片木氏や薛さん、伊藤団長、講師の迫田さんなど研修
    団参加
    者30名が弔問に訪れた。遺影の前で李太太が「片木さんが来ましたよ」と声を掛
    けた。
    片木氏は後から後から涙が流れ声が出なかったという。

     昨年5月末、李登輝前総統が来日された折、李清興さんは台湾の報道陣の案内役
    とし
    て来日されている。また、8月に開催した第7回李登輝学校研修団では、台風の影
    響で来
    られなくなった講師に替り、急遽、李清興さんに講師をお願いして、戒厳令下の
    台湾で
    日本語を学んだ体験談などをお話しいただいたことも、忘れ難い。李登輝前総統
    への切
    々とした思いを語る熱い心に、こちらも打たれた。

     5月20日に60歳の誕生日を迎えたばかりの李清興さんは、本当に晴れやかな笑顔
    が印
    象的な方だった(ホームページに笑顔の李さんの遺影を掲載しました)。未だ亡
    くなっ
    たことが信じられない。御霊安かれと祈るばかりである。

     葬儀日程は分かり次第、お知らせいたします。

     

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    「台湾の声」【 NEWS 】ウライ・高砂義勇隊慰霊碑撤去事件5/29公聴会

    【NEWS】ウライ・高砂義勇隊慰霊碑撤去事件5/29公聴会

    <台湾の声ニュース2008.5.27>

    台湾人権促進会執行委員である呉豪人・京都大学法学博士、台湾
    輔仁大学副教授が24日、東京都下で開かれた研究会で、台湾原
    住民運動について報告を行った。その中で、日本でも関心の高い、
    ウライの高砂義勇隊慰霊碑撤去事件について詳しく紹介した。

    台北県ウライの高砂義勇隊慰霊碑は2006年2月8日に落成式典を
    行ったが、ニセ「原住民」である高金素梅と中国時報(台湾)お
    よび、台北県長、周錫[王韋]の連係により、県当局が職権を濫用
    して石碑を撤去したり、碑文にベニヤ板を被せたり、銅像に黒ビ
    ニール袋を被せるなどの侮辱を行った。

    同年2月25日ごろ、ウライの人々(タイヤル族)は、県政府の
    「烏来風景区管理所」(略称:風管所)から通告を受け取った。
    それはなんと、18日付の文書であり、1週間以内に自主的に慰
    霊碑撤去を行わなければ強制撤去するというものであった。この
    ことは、周県長らが、マスコミ相手に表明していたことと同じ内
    容であるが、「法的処分」としてはデタラメなものである。県当
    局によるこの措置には全く法的根拠がない。

    ウライの人々は平和な方法で抗議したが、県は24日警官隊を送
    り、石碑を強制撤去、また「日本語の碑文を覆う」と宣伝しつつ、
    李登輝元大統領揮毫の「霊安故郷」という文言の面までベニヤ板
    で覆うなどした。

    中国国民党立法委員の孔文吉は「私は確かにウライの出身だが、
    それ以前に、忠実な国民党員である」と表明した。地元の人々と
    国民党(当時の主席は馬英九現大統領)の板挟みに遭い、保身の
    ために原住民を犠牲にしたのである。

    タイヤルの、マサ・ドヴイ(馬薩・道輝)長老は「高金素梅、お
    前は原住民ではない!」と一喝した。高金がタイヤルを名乗りな
    がら、タイヤルの霊魂への考えを全く理解しておらず、中国的な
    枠組みで考えているからである。

    実際、高金は中国の「現代中国女性十傑」ランキング2位を獲得
    している。

    2006年に慰霊碑の落成式典を行ったところの、公園整備は、全く
    合法であり、風景区管理所も県庁も許可を与えていた(当時は民
    進党の蘇貞昌県長)。

    ところが、周県政下では、管理所長を更迭してまで、慰霊碑撤去
    を強行したのである。

    石碑は爆弾ではない。当時、台湾もすでに言論の自由を享受する
    時代であったのに、「表現に問題がある」として、強制撤去を急
    ぐ必要がどこにあるだろうか。

    台北県による石碑撤去は、行政手続法第6条(行政による差別待
    遇を禁止)、憲法修正条文第10条(原住民の権利保障)および憲
    法第11条(表現の自由)に反している。

    ウライの人々は行政訴訟の前段階として必要とされる「訴願」を
    内政部訴願委員会に提出したが、2007年1月9日に却下された。
    対象は県政府ではなく、その下部組織である風景区管理所である
    という論理だ。

    この訴願の審査中、風景区管理所は県観光局に合併されてしまっ
    た。

    2007年3月9日に行政訴訟を起こしたが、高等行政裁判所は、被
    告は県でなく、風景区管理所である、として却下した。現在、最
    高行政裁判所に上訴中である。

    県側は懐柔のためか、公園の再整備に補助金を出すと提案してき
    た。在台湾反日活動家として知られる藤井志津枝、戚嘉林、およ
    びウライの人々が信頼する黄智慧さんを碑文の「撰文小組」に指
    名し(しかし、多勢に負勢)、明後日5月29日にウライで公聴
    会を開くという。

    本編集部は、歴史が台湾人、台湾原住民の手に戻されることを求
    める。台湾および日本の人々がこの問題の推移に関心を注ぎ、必
    要な時に行動が取れるよう呼びかけたい。

    (本誌漢文姉妹誌『日本之声』より編訳。文責は編集部)


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    2006/02/17【NEWS】国民党県政の台北県、用地提供を翻し「高砂義勇兵慰霊碑」撤去求める
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    http://www.emaga.com/bn/?2006020075110596000701.3407

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    2006/02/24【慰霊碑撤去問題】中国時報の誤訳に基づき撤去が決まる
    http://sv3.inacs.jp/bn/?2006020100839308005402.3407

    姉妹誌『日本之声』2008/05/26配信
    【NEWS】台北縣烏來郷高砂義勇隊慰靈紀念碑強制遷走事件北縣5/29招開公聽會
    http://groups.yahoo.com/group/nihonnokoe/message/1182


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    「台湾の声」【論説】馬政権誕生の舞台裏

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    2008年5月26日月曜日

    【 EMN:920 】万馬券から鉄板馬券まで的中 !! 的中 !! また的中のボロ儲け !! 貴方も

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    「台湾の声」【5月28日】張超英さんを偲ぶ東京の夕べ

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    「台湾の声」【片倉佳史の台湾便り】李清興氏追悼号

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    「台湾の声」【連載】日本よ、こんな中国とつきあえるか(6)

    【連載】日本よ、こんな中国とつきあえるか(6)
        台湾人医師の直言

    (転送転載自由)

    出版 並木書房(2006年7月)
    著者 林 建良

    http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%88%E3%80%81%E3%81%93%E3%82%93%E3%81%AA%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%82%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%8B-%E6%9E%97-%E5%BB%BA%E8%89%AF/dp/4890632018/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1208414945&sr=8-1

    5、千島湖事件でわかった中国人の残忍性

    ●台湾人二四人が行方不明になった不可思議な事件

     中国人の本質を台湾人に知らしめた二つの大きな事件がある。

     一つは、一九九四(平成六)年三月三一日に起こった千島湖事件であり、もう一つは、二〇〇二(平成一四)年の一二月から翌二〇〇三年六月までのSARS事件である。台湾人はこの二つの事件によって、中国人がいかに残忍な民族であるかを思い知らされた。

     ここでは、千島湖事件について述べてみたい。

     千島湖は浙江省の淳安県に位置する、杭州から車で二時間くらいで行ける中国の観光名所の一つだ。天然の湖ではなく、中国が一九六九年に大型の水力発電所を建設した際、ダムとなった人工湖である。ダムの水面に水没した山頂がいくつも出ているため、その名の通り島がたくさんあるように見える。浙江省の中でも観光目玉となっていて、杭州から千島湖、そして黄山というコースは黄金路線と呼ばれている。

     では、千島湖事件とはどういう事件だったのか?

     当時、中国への観光は開放されたばかりで、台湾人にとって教科書のなかだけで学んできた中国に行けるというのは大変な魅力で、中国旅行ブームが起きていた。その観光団の一つが台北出発の観光ツアー「黄山・三峡観光団」だった。

     三月二〇日に台北を出発し、三月三一日に千島湖を小型の遊覧船で観光していたとき、乗船していた一行二四人と中国人ガイド二人、そして船員六人の計三二人全員が行方不明となった。しかし、当時の中国ではいっさい報道されなかった。ようやく四月二日に至って、中国のラジオニュースが「千島湖で小型の観光船が火災を起こし、乗っていた全員が船員の休憩室で焼死した」と短く報じた。

     この報道に対して台湾のマスコミはすぐ反応し、不審点を指摘した。まず、小型の観光船に火災が発生したとき、なぜ全員、狭い船員の休憩室で焼死したのかという点についてだった。

     火災が発生したなら、船から逃げ出す人が何人かいてもおかしくない。さらに小型船の火災なのに、全員が焼け死んだというのは納得できない、という指摘だった。至極当たり前の疑問であり、指摘だった。台湾では同胞が二四人も亡くなっているのだから大騒ぎになっていた。

     ところが、中国政府は外交部(外務省に相当)を通じ、この台湾マスコミの指摘について「これは中国と台湾の人民の感情に傷をつける陰謀だ」という内容の声明を発表した。台湾人がこういう不審を抱いているというのは、中国と台湾を引き裂こうとする陰謀だ、というのだった。

     その後、この千島湖事件の原因についての中国側の発表は二転三転するが、最後は強盗殺人事件だと決めつけたのだった。
    遺品もなければ遺体と対面もさせない中国政府

     この間、犠牲者二四人の遺族たちが中国入りしたが、中国政府の対応はおかしなものだった。まず、現地に入った遺族に対して観光船を見せない。見せないどころか、火災が起こったという現場にも案内しないのである。さらに、遺族一人ひとりに監視役の公安をつけて、自由な行動ができないよう軟禁状態にしたのだった。
     そのようにして、中国政府は「二四人の荷物は全部なくなった」と遺族に説明した。遺族はもちろん納得しない。遺族が食い下がるので、中国政府はあわてて遺品を用意した。しかし、それは犠牲者の遺品ではなかった。どうやら、なんらかの理由ですべての遺品が処分されたのだった。

     また、遺族は遺体との対面もかたくなに拒否された。しかし、粘り強く交渉してようやく遺体と対面することができた。だが、その遺体は、頭のないもの、手足のないもの、上半身だけ焼けたものなど、強盗殺人にしてはおかしな遺体だった。

     さらにおかしなことは、遺族が遺体と対面する前に遺体から臓器が取り除かれていたことだ。なぜ臓器を取り除いたのか、中国政府からの説明はいっさいなかったという。

     遺族はそのような遺体ではあっても、台湾に持ち帰って埋葬したいと申し入れた。台湾は今でこそ火葬する例もあるが、当時も今も土葬が主流である。それは中国でも同様だった。だから遺族の要求は自然なことだったにもかかわらず、なぜか中国政府は断固として拒否し、早々に火葬に付したのだった。

    ●強盗殺人犯は人民解放軍の兵隊だった

     のちに台湾国家安全局の殷宗文局長(当時)が台湾の情報局からの情報として発表したところによると、まずこの千島湖事件が起こったとき、人民解放軍は二千名の兵隊を派遣して現場を封鎖したという。強盗殺人事件なのに、軍がなぜそこまで神経質になったのかというと、この強盗殺人事件の犯人は八名から一〇名くらいの人民解放軍の兵隊だったからだという。人民解放軍の二隻の船が観光船をはさむように近づき、兵隊たちが観光船をシージャックしたのだそうだ。

     人民解放軍が組織的に関与していたかどうかは定かではなかったが、少なくとも人民解放軍が関与したことで、中国政府は情報が洩れることを懼れ、最初から二千名もの兵士をもって現場を封鎖したのだった。

     また、遺族の申し入れを拒否して、なぜ遺体を火葬に付したのか。遺体からなんらかの証拠が挙がることを懼れたのではないか、と指摘されていた。

     当時、遺族との窓口になっていたのは浙江省の副省長だった劉錫栄である。遺族たちは劉副省長にもう一度、遺体と対面したいと申し入れた。しかし、劉副省長は「そのような要求は自分に対する侮辱だ」と言って怒り出し、遺族たちを罵ったという。遺族たちは、なぜ罵られなければならないのか、さっぱり理解できなかった。

     中国人にしてみれば、生きている人間ならともかく、なぜ死んだ人間の遺体と何度も対面する必要があるのか。訳の分からんことを言って俺を侮辱するのか、ということなのだ。ここにも中国人の国民性が如実に現れている。つまり、中国人と台湾人では遺体に対する扱い方が違い、中国人は人間の体であっても物(部品)としかみなさない。このような非情性は、台湾人には持ち合わせていない感覚だった。

     台湾の遺族たちはその劉副省長の態度に驚き、中国人と自分たちは違う民族であるということを初めて意識したという。

     当時の台湾は国民党政権の時代で、李登輝氏が総統だった。このような中国側の対応に憤った李登輝氏は「中国は土匪国家だ」と厳しく非難した。また、当時、台湾の独立を支持する世論はまだ二〇パーセントほどしかなかったが、この千島湖事件を機に一気に四〇パーセントに上昇した。つまり、台湾人はこの千島湖事件を通じて、犠牲者に対する中国人の非情さを初めて知り、中国人と台湾人が違う国民性を持つことを認識したのである。

    ●北朝鮮による拉致事件を彷彿させる中国の対応

     事件発生から一七日後、中国側は人民解放軍の元兵士三名を逮捕し、早々に判決を下して死刑に処し幕引きを図った。しかし、三名は確かに人民解放軍の兵士ではあったが、事件当時は刑務所のなかにいたことがのちに判明した。やはり、中国政府が三名を犯人に仕立て上げ、事件を長引かせたくない意向であったのは明白だった。

     この一連の流れをみると、中国がなんらかの隠蔽工作をしていることは明らかだったが、真相はいまだ不明のままなのである。

     この事件を振り返ってみると、最初からおかしなことばかりだった。まず人民解放軍が現場を封鎖し、遺族に現場や遺留品を見せようとせず、遺体との対面も当初はかなわなかった。ようやく遺体に対面できたと思ったら、遺体には無残な傷痕がつき臓器が取り去られていた。犯人だとされた三名の兵士は真犯人ではないうえ、早々に死刑が執行されている。

     こうして見てくると、日本人拉致事件を起こした北朝鮮の対応を彷彿させる中国側の対応であることに気がつく。疑問の多い写真やニセの遺骨を提示した横田めぐみさんのケースとよく似ている。なによりも、北朝鮮と中国の人間の命に対する考え方や不誠実な対応が酷似しているのである。

    ●中国人ガイドいわく「千島湖が有名になってよかった」

     この千島湖事件のあと、台湾政府は中国への渡航を一時的に禁止した。さしもの中国フィーバーも沈静化したように見えた。しかし、台湾人は物事を忘れやすく、楽天的なところが多分にある。いつのまにやらそのショックは消え去り、千島湖へ観光に出かけはじめた。

     ある台湾人旅行者が千島湖を訪問した折に書いた紀行文がある。

     その旅行者は、中国人ガイドに「千島湖事件をどう思うか」と聞いた。当然、あのような事件を起こしてすまなかったという答えを期待していた。しかし、中国人ガイドはひと言「ああ、よかったよ」と返してきた。その台湾人観光客は驚いて「なぜですか」と理由を尋ねた。中国人ガイドは「あの事件はたくさん報道されたので、お蔭で千島湖が有名になってよかった。今では年間三〇〇万人も来てくれる」と嘯いたそうだ。
     ここにもまた中国人の本質がよく現れている。

     自国民の人命を守らなければならない軍人が、自国民を含む三二人もの人命を奪ったにもかかわらず、観光客が増えればガイドの機会も増える。収入もアップする。どれほど悲惨なことがあろうと、中国人はお金になることであれば、それでよいのである。

     しかも、この事件が発覚したとき、中国政府はなんと言ったか。「これは中国と台湾の人民の感情に傷をつける陰謀だ」という声明を出した。中国にとって自分に都合が悪い場合は「陰謀」となり、「過去を忘れて、前向きに考えよ」「将来に目を向けた未来志向でいくべきだ」という発言になる。しかし、自分に都合のよい場合であれば「歴史を忘れるな」「歴史を鑑とせよ」という言い方になるのである。

     この千島湖事件は、台湾人にとって中国人の残忍性を認識するいい教材になった。台湾人と中国人の違いがはっきりわかったし、中国と接した場合の象徴的な事例として今でも語り継がれているのである。

    (次回の連載は6月2日)


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    2008年5月25日日曜日

    「台湾の声」【林建良福岡講演会】国造りとは何か?日台共通の苦悩と課題

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    「台湾の声」【 6 月 1 日】許世楷代表ご夫妻送別会に安倍前首相などが出席

    【6月1日】許世楷代表ご夫妻送別会に安倍前首相などが出席

    日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

     来る6月1日、下記のような次第で「許世楷代表ご夫妻送別会」を開催いたしま
    す。すでに櫻井よしこ、金美齢、三浦朱門、曽野綾子、三宅久之、阿川佐和子、ジュデ
    ィ・オング、服部禮次郎、谷内正太郎、小田村四郎、岡崎久彦、田久保忠衛といった方
    々をはじめ、安倍晋三前総理をはじめとする約70名の国会議員の方々からもご出席の通
    知をいただいております。

     また、共催の団体も64団体となっております。

     もう少し席に余裕がありますので、申し込み締切は過ぎておりますが、ご参加
    を希望される方は、1)お名前、2)ご住所、3)電話番号、4)職業(お肩書き)を
    お書き添えの上、FAXかメールでお申し込みください。

     参加費は当日、受付にてお支払い下さい。

     ふるってのご参加をお待ちしております。

              (許世楷代表ご夫妻送別会連絡事務局)
    -------------------------------------------------------------------------
    謹啓 新緑の候、皆様におかれましては益々ご清祥の御事と拝察申し上げます。

     さて、ご高承のようにこのたびの政権交替により、台湾駐日代表処の許世楷代
    表の退任が予想されます。そこで日台の有縁の方々にお集まりいただき、許世楷代表ご
    夫妻の送別会を開催することといたしました。

     顧みますと、許世楷先生が代表として日本に赴任された2004年7月、日本李登輝
    友の会を連絡事務局として皆さまと「台湾新駐日代表 許世楷先生歓迎会」を催しま
    した。それから4年を経て、ノービザの実現、李登輝前総統「奥の細道」探訪の実現、運
    転免許証の相互承認、相互訪問の250万人突破など、台湾と日本の関係は最良の状態と
    言われるまでになりました。これもひとえに許世楷先生並びに盧千恵夫人のご尽瘁の
    賜物であると拝察し、お二人に心からなる謝意を表するため、下記のような要領で送別
    会を開催する次第です。

     また、許代表はこれまでのご功労に対し台湾政府からの叙勲の栄に浴
    されるそうで、併せてお祝い申し上げる所存です。

     つきましては、ご多用のところ恐縮ですが、ご臨席を賜りたく謹んでご案内申
    し上げます。                              

     謹白

     2008年5月吉日

    ■共催団体
    日華議員懇談会、民主党日本台湾友好議員連盟、民主党日本・台湾安保経済研究
    会、自
    民党日本・台湾経済文化交流を促進する若手議員の会、日本中華聨合総会、都議
    会自由
    民主党日台友好議員連盟、日本台湾教会連合会、(社)亜東親善協会、日本李登輝
    友の会、
    在日台湾同郷会、在日台湾婦女会、台湾独立建国聯盟日本本部、日本台湾医師連
    合、高
    座日台交流の会、台湾団結聯盟日本支部、台湾研究フォーラム、怡友会、栃木県
    日台親
    善協会、つくば台湾会、日華親善協会全国連合会、日華文化協会、マスコミ総合
    研究所、
    八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会、NPO法人育桜会、遠州日華親善協会、日
    台稲門
    会、佐賀県台湾友好協会、在日台湾同郷会関西支部、大阪日台交流協会、埼玉台
    湾総会、
    山口県日台文化経済交流会、福岡日華親善協会、日本媽祖会、日台交流教育会、
    留日東
    京華僑婦女会、日本華商総会、東京崇正公会、千葉中華総会、山梨台湾総会、留
    日台湾
    同郷会、在日台湾商工会議所、留日東京華僑総会、宮城県日台親善協会、岩手台
    湾懇話
    会、日華(台)親善友好慰霊訪問団、大阪中華総会、日本文化チャンネル桜、國民
    新聞社、
    大陸問題研究協会、日台交流会、蓬莱医師会、アジア安保フォーラム、東京華僑
    商工聨
    合会、京都中華総会、群馬台湾総会、東亜科学技術協力協会、日台関係を促進す
    る地方
    議員の会、京都日台親善協会、日本台湾語言文化協会、日本福禄寿会、青森日台
    交流会、
    熊本台湾同郷会、池袋台湾教会、南加緑の会         [順不同、5月21
    日現在]

    *共催団体を募集中です。ご希望団体はFAXで事務局へお申し込み下さい。

                        記

    ■日 時 2008年6月1日(日) 18:00〜21:00(受付:17:00〜)

    ■会 場 ホテルオークラ東京 平安の間
         東京都港区虎ノ門2-10-4 TEL:03-3582-0111
         【交通】地下鉄:虎ノ門、神谷町、溜池山王、六本木一丁目より徒歩5

    ■参加費 10,000円

    ■申込み 1)お名前、2)ご住所、3)電話番号、4)職業(お肩書き)をお
    書き添
         えの上、FAXかメールでお申し込みください。

    ■申込先 許世楷代表ご夫妻送別連絡事務局
         FAX: 03-5211-8810  E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp 

    ■許世楷代表ご夫妻送別会連絡事務局
     〒102-0075 東京都千代田区三番町7-5-104号 日本李登輝友の会内
     TEL 03-5211-8838 FAX 03-5211-8810 E-mail: ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
    --------------------------------------------------------------------------
    許世楷代表ご夫妻送別会 申込書

    1)お名前
    2)ご住所
    3)電話番号
    4)職業(お肩書き)
    ————————————————————————————————————


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    「台湾の声」【書評】国際広報官・張超英

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    2008年5月24日土曜日

    「台湾の声」【台湾研究フォーラム】第110回定例会・台湾の歴史の背景

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    「台湾の声」【表と裏】中国人のDNAが一晩で人道支援に変わった?

    【表と裏】中国人のDNAが一晩で人道支援に変わった?

    「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より転載


     中国人のDNAが一晩で人道支援に変わったとさ。

     救援物資横流し、カンパ箱横領、寄付要請の振り込め詐欺のくにで?

    ************************************

     中国のマスコミを見ていると「愛国主義」が横溢し、五星紅旗が全土に翩翻と
    翻り、まるで中国人が一晩で団結したようである。中華思想の本格化?

     チベット問題はどうなったのか?

     (1)現象

     全土から被災地へ「ボランティアが押し寄せている」と、感動的な場面が次々
    と映し出される。

     清華大学の学生千人が、献血の列をつくった。すぐに四川省へ飛び出した学生
    もいた。

     北京の銀座=王府井ではカンパ箱がはち切れんばかり、大金を投げ込む人がい
    る。

     芸能人チャリティでは百万元単位の寄付がぽんぽん飛び出した。

     成都ではタクシーが消えて一斉に救援物資を運んで、となりの都江堰へ向かっ
    た。

     長距離トラックは奉仕で大量の救援物資を運び、「おなじ中国人じゃないか。
    困った人を助けるのは人道だ」とテレビに語っている。


     (2)舞台裏

     同時に起きていること。

     「寄付を要請する振り込め詐欺」が横行しはじめた。

     カンバを訴えるインチキ団体も雨後の竹の子のごとく。

     救援物資の横流し。跋扈するバッタ屋。

     便乗値上げでミネラルウォーター三倍、豚肉四倍。

     被災地に強盗団が出没。軍の警備が強化されている。

     寄付金横領。外国の救援物資横流しの窃盗団が暗躍。

     (3)解明

     軍は救援より先に核兵器施設に向かった。 

     軍はダムの決壊防止に三万人が動員された。

     被災地では二次災害警告に避難民より先に逃げ出す兵士がいる。

     (以上(3)の詳細は、発売中『週刊新潮』5月29日号、28−29pの説
    話参照)。


     清華大学での溢れるような献血の列だが、同校は胡錦濤出身のエリート校、全
    国に模範をしめる選民意識がある。

    現地へ飛びだしたのは大半が四川省からの学生だった。

     献血はこの際、AIDS検査をただですませようという動機の者が目立った。
    また北京での献血の列は四川省、甘粛省、青海省、など被災地の人が目立った。

     芸能人はマスコミの圧力で金額を約束した者の実際の寄付金額は不明。

     世界から押し寄せたジャーナリストと契約したタクシーは、普段の二倍稼いだ
    そうな。


     (4)矛盾

     嘗てハーマン・カーン博士は或る国際会議で、煮え切らない日本の防衛努力に
    怒り、対面に座った若泉敬教授に両切りのタバコ「ピース」を投げつけて言った

     『日本人は平和(ピース)を煙にしている』(Japanese smokes
     Peace)。

     中国で最も高価なタバコは『中華』というブランド。一箱千円もする。

     『中国人は中華を煙にしている』(最近書いた拙論の結論)。

     もちろん四川省大地震の被災者に深く哀悼の意を捧げます。

     ダムの決壊など第二次災害が起こらないことを祈ります。

          ◎

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    「台湾の声」【宏観テレビ】「侵略者・胡錦濤の日本入国を許すな!」デモ行進

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    「台湾の声」【 6 月 18 日】「グローバル人権聖火リレー」

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    2008年5月22日木曜日

    「台湾の声」【 CHANNEL:H.R. 江村晴哉】6月「グローバル人権聖火リレー」ミュージシャンとしてイベントへの参加を呼びかけたい!

    いよいよ 6月「グローバル人権聖火リレー」が日本上陸
    ミュージシャンとしてイベントへの参加を呼びかけたい!

                     CHANNEL:H.R. 江村晴哉


    グローバル人権聖火は、6月17日に日本に到着し下記6ヶ所での
    イベントが予定されています。
    http://www.humanrightstorch.org/jp/

    18日 東京・代々木公園(午後零時)
    21日 長野・南千歳町公園(同)
    22日 大阪・中之島公園(午後1時)
    25日 名古屋・栄広場(同)
    28日 広島・平和公園(午後零時)
    29日 福岡・福岡中央公園

    <人権聖火リレーin TOKYO>
    http://www.humanrightstorch.org/jp/information/h84077.html
    日時:2008年6月18日(水)
    場所:代々木公園 野外ステージ

    <第一部>
    12:00 集合
    12:30〜13:30 人権聖火引継ぎセレモニー(挨拶、演説)
    14:00〜15:00 トーチリレー
    15:00〜15:30 引継ぎセレモニー(長野へ)

    <第二部>
    17:00〜18:30 人権聖火コンサート
    19:00〜20:00 キャンドルライト追悼会

    現在、代々木の<人権聖火リレーin TOKYO>には下記のロックグループの
    参加が決定しています。

    ★RYU
    http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1001136797

    ★CHANNEL:H.R.(江村晴哉)
    http://www.myspace.com/channelharu
    http://channel-hr.cocolog-nifty.com/blog

    私達、ミュージシャンは、法輪功、チベット、東トルキスタン、
    内モンゴル、ミャンマー、ダルフールなどの問題を「明日の台湾、そして
     明後日の 日本」と捉えて唄にメッセージを込めております。

    しかしながら 呼びかけに応じるミュージシャンは少なく情けない残念な
    状況です。

    皆様からも音楽活動されてる方々や音楽雑誌などにも呼びかけていただき
    広く伝えていただければ幸いです。

    又、先日、5月16日の法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG)が主催した報告
    会にも参加しましたがインタビューを受けて抱負を語らせていただきまし
    た。      
    http://jp.epochtimes.com/jp/2008/05/html/d33678.html

    尚、これらに先立ち、5月31日午後2時に東京・駒込で「人権聖火リレー・
    プレフォーラム」が開かれます。

    詳細は、CIPFG日本事務局 山川まで(携帯090-9460-1241)又は
    同サイト(http://www.humanrightstorch.org/jp/information/h12234.html)まで。

    『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html


    解除するには下記URLにアクセスして下さい。
    http://www.emaga.com/tool/automail.cgi?code=3407&mail=koe3407.emaga@blogger.com&e=1

    「台湾の声」【読者投稿】老兵征く 台湾烈士許昭榮焼身自殺に思う

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    「台湾の声」【読者投稿】許昭榮先生を悼む

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    「台湾の声」【報告】胡錦濤来日で日台共闘デモを実施した理由

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    「台湾の声」【6月6日締め切り】日本李登輝友の会が台湾産「ライチ」を紹介

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    「台湾の声」【永山英樹講演会】5・25中国問題研究東京読者の会

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    「台湾の声」【報告】「青森李登輝友の会」&「青森日台交流会」合同総会報告

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    「台湾の声」【ニュース】石原都知事「馬総統は北京と同じ認識」

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    「台湾の声」【花岡信昭】「馬英九の台湾」とどう付き合うべきか

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