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  • 2008年11月7日金曜日

    「台湾の声」【ニュース】陳雲林から「あなた」と呼ばれた馬英九

    【ニュース】 陳雲林から「あなた」と呼ばれた馬英九、警察が抗議群衆に暴力


    11.7


                 台湾の声

     馬英九総統(大統領)は11月6日、台北市内の台北賓館で中華人民共和国(中
    国)の対台湾窓口トップ(事実上の特使)の陳雲林・海峡両岸関係協会(海協会
    )会長一行らと会見した。もともと同会談は6日午後4時半に予定されていたが
    、馬総統は6日午前10時に緊急記者会見を開き、陳会長との会見を午前11時から
    に急遽変更することを発表した。

     最大野党の民主進歩党(民進党)は6日に馬陳(馬英九・陳雲林)会談に抗議
    するため、ケタガラン大通り、中山南路、済南路周辺で台北賓館を囲い込む大規
    模なデモ集会を予定しており、正午から夜8時まで集会の許可を申請し、受理さ
    れていた。ところが、馬総統が急遽、馬陳会談を午前11時に変更したため、民進
    党もそれに合わせて集会の開始時間を早めた。

     これに対し、史亜平・行政院新聞局長は、「民進党の申請した時間は正午12時
    から夜8時までだ」として、民進党が時間をデモの時間を早めたことは非合法で
    あるとの見方を示した。馬総統は「合法的なものを保障し、違法は取締る」との
    方針を強調し、わざと陳会長と会う時間を民進党の集会申請時間からずらして民
    進党の抗議活動を非合法化しようとたくらんだ。集会に参加した群衆はこの馬総
    統の騙まし討ちに不満を爆発させ、有刺鉄線による封鎖を突破しようとして機動
    隊と衝突する場面もあり、デモ参加者と警官双方にケガ人が続出した。

     一方、馬総統と陳会長が会見した際、陳会長は馬英九氏のことを「(イ尓/心)
    」(あなた)と呼び、馬総統は陳会長に「総統」と呼んでもらえなかった。これ
    について、馬総統は何も抗議していない。

     また、11月5日に、呉伯雄・中国国民党主席が陳会長と会談した際も、呉主席
    は馬総統のことを「馬先生」(馬さん)と呼び、中国特使の前で台湾の国家元首
    の肩書きを否定するという醜態を見せた。同会談が行われた台北市内の晶華酒店
    (グランドフォルモサ・リージェントホテル)周辺には陳会長の来台に抗議する
    デモ隊が包囲し、6日未明まで警察と対峙状態が続き、最終的には機動隊を動員
    して排除された。

     6日のデモ集会を指揮した蔡英文・民進党主席は、「馬英九が最大の責任を負
    うべきである。馬氏はわれわれの主権を蝕み、経済を悪化させ、国民の声に対し
    て耳を傾けず、中国に対しては軟弱なくせに、国民の抗議の声を陳雲林の耳に聞
    かせないようにしている。それでも我々の総統か。国民を弾圧してそれでも我々
    の総統か。我々は彼が我々の総統とは思えない」と語り、会場では「馬英九は辞
    めろ!」の声があがった。

     馬総統が5日の晶華酒店のデモを暴力事件と呼んだことに対し、蔡主席は「極
    権統治こそが暴力であり、最大の暴力は国民にデモに向かわせるような政府であ
    り、国民の感情を考えず国民の集会の自由を制限することこそ最大の暴力だ」と
    反論した。

     デモに参加した人々の多くは中華民国国旗(青天白日満地紅旗=旧中国国旗)
    ではなく緑の台湾旗(台湾国旗)を振り、「台湾は私の国(台灣是我的國家)」
    「台湾と中国は、それぞれ別の国(台灣中國、一邊一國)」、「馬英九就任で共
    産党の匪賊に投降(馬上投共匪)」、「台湾は中国の一部ではない(台灣不是中
    國的一部分)」「政府の行為は憲法違反(政府行為違憲)」「統一馬英九の台湾
    売国に抗議する(抗議馬統幇賣台)」などのスローガンが書かれたプラカードを
    掲げ、抗議に参加した。また、有刺鉄線前では、蔡英文主席、呂秀蓮・前副総統
    、蘇貞昌・元行政院長、游錫コン・元行政院長らが座り込みの抗議活動を行った

     民進党が指揮する抗議活動は午後5時半に予定通り終了したが、一部の参加者
    はその後、陳会長が宿泊する圓山大飯店へ向かい、抗議活動を継続した。中山北
    路の台北美術館付近で警備隊と対峙し、警察側は非合法集会だとして夜11時頃か
    ら強制排除を試み、即刻解散を命じた。解散に応じない群衆と警察が夜12時を過
    ぎた頃に衝突し、ケガ人が出たほか、10数名が竹ざおなどで暴力をふるったとし
    て現行犯逮捕された。

     これらの激しい衝突は台湾国民が馬総統の台湾主権放棄(『一つの中国』受け
    入れ)と対中傾斜に対する不満が表れたものであり、海外のメディアでも大きく
    伝えられた。日本の時事通信社は「この日、台北では馬英九総統と陳会長が会見
    。これに反発する抗議行動は、馬政権の対中接近に対する民衆の不満の大きさを
    示した形だ」と伝えている。


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